運命のハンドル

「自分の運命のハンドルから手を放して他人に委ねた人間は、その他人に人生を無茶苦茶にされても文句は言えない。」(106ページ)
「僕は当事者意識の欠如した誰かが何かをしてくれるという考え方にどっぷりと浸かってしまっていたのです。」(132ページ)
(引用は「借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記 」金森重樹著・大和書房より)

借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記


あ~、この本には引用したい文章が有りすぎる・・・。
上記で引用した「借金の底なし沼で知ったお金の味」の著者・金森重樹さんは
私の好きな著者の1人です。

読み終わった後にもう一冊買って人生の壁にぶつかっている義弟に送りました。
(私はいつもこの金曜のメルマガで本の引用と紹介をするだけで、「推薦」はしたことがありませんがこの本は特に小さな会社やお店の経営者の方は是非読んで欲しいと思います。)


20代の会社員の頃、私は私なりに頑張っていた「つもり」です。
起業した後の30代も自分なりに頑張っていた「つもり」です。
でも、会社勤めも失敗して、起業後も失敗して、入院して、金も無くなって、
40歳近くになって病院でベッドの上で動けずに天井を見上げながら
それまでの自分の生き方を振り返っていました。


その時に一つのことに気がつきました。
それは・・・
「今まで、いつか、だれかが、何かを、運んできてくれて、
自分の人生を幸せにしてくれる、と思っていた。」

ということ。


もちろん、この思いは表面上は誰にも分からなかったと思います。
だって、自分でも「気がついていなかった」ことですから。

でも、間違いなく心のどこかで
「いつか、何かが起きて、上手くいく」
と思っていたのです。

「甘ちゃん」ですね。


規模の大小に関わらず自分の手で商売をしている人は
「いつか、何かが起きて、上手くいく」
という生き方ではなく、
「今日、自分で、それを、必ず、手に入れる。」
という、生き方をしていかないと後でこう思う日が来ます。
↓ ↓ ↓
「俺はツイてなかったな。」



「もし、あの時に・・・。」
「景気が・・・。」
「あのお客が・・・。」
「あいつのひと言が・・・。」
「何かきっかけがあれば・・・。」
「あいつがいれば・・・。」
「あいつのせいで・・・。」
「あの担当者さえいなければ・・・。」
「もっと資金があれば・・・。」
「優秀なスタッフがいれば・・・。」
「あの契約さえ取れれば・・・。」

全て「あ~あ、俺はツイてない」ということです。


何かが上手く行かなかった時に
多くの人が「自分以外に原因がある」と思います。

でも、よ~く、考えて、自分の心の奥底をのぞくと分かりますが、
それはツイていなかったのではなく、
「今日、自分で、それを、必ず、手に入れる生き方」
をしてこなかっただけのことだと分かります。

誰かが何かをしてくれるという考え方にどっぷりと浸かっていると、
自分が人生のハンドルから手を放し、そのハンドルを
自分以外の人に委ねてしまっていることにさえ気が付かなくなります。

すると
「もし、あの時に・・・。」「景気が・・・。」
「あのお客が・・・。」「あいつのひと言が・・・。」
「何かきっかけがあれば・・・。」「あいつのせいで・・・。」
「あの担当者さえいなければ・・・。」
「もっと資金があれば・・・。」
といった思いに捕らわれます。


もし、あなたがご自身で商売をされていて
これからも商売人であろうとするならば
あなたの人生のハンドルは絶対にあなた以外の人に握らせてはいけません。

自分の人生では全て「自分が源」です。


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