こんにちは、年間講演依頼100本超のビジネス心理学講師・酒井とし夫です。
「これまでの人生のなかで、うれしいと思ったことを思い出してみてください。文章は、『~をしてうれしかった』という言葉につないでください。」
(「脳科学を活用して平凡から非凡へ」堀川一晃著 PHP より)
ぜひ、上記の書籍引用文に書かれている問いにあなたも答えてみてください。
あなたが今までの人生でうれしいと思ったことは何ですか?
それを下記の「 」を埋める形で5個~10個程度を書き出してみてください。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
書き出しました?
さて、あなたが記入したうれしかったことは次のどちらが多かったですか?
・自分を喜ばせること
・他者を喜ばせること
私は初めてこの質問に答えたときには前者がとても多かったのですが、この傾向は目標実現にとって大きな影響を与えることになります。
実は人間の脳は自分を喜ばせるために目標を設定するとモチベーションが続かないのだそうです。
「売上を増やしたい(=自分を喜ばせる)」、「高級車を買いたい(=自分を喜ばせる)」、「出世したい(=自分を喜ばせる)」、「あいつに勝ちたい(=自分を喜ばせる)」という目標は最初は上手くいくのですが、壁や障害、困難に出会うと「やっぱり自分には無理か・・・」となり、モチベーションが下がるのだそうです。
一方、他者に喜んでもらいたいと思って行動をする人は壁や障害、困難に出会っても何とかそれを乗り超えようとします。
これは脳の前頭連合野に分泌されるホルモンが関係しているそうです。
だから、単に
「収入を増やしたい(=自分を喜ばせる)」
「高級車を買いたい(=自分を喜ばせる)」
「出世したい(=自分を喜ばせる)」
「あいつに勝ちたい(=自分を喜ばせる)」
という目標だけではなかなかそれらを現実化するのが難しい・・・。
では、どうすればこれらの目標が実現できるのか?
その答え。
↓
↓
目的を明確にし利他の心でそれを設定すること。
たとえば、目的と目標が次のような場合にはその目標は実現しやすくなります。
目的
「引きこもりで悩む子どもたちのために学校を作って社会に貢献したい」
目標
「そのために売上を1億円を実現したい」
企業で言うところの理念と目標に例えると分かりやすいかもしれません。
理念
「地域の人々の健康を守る」
目標
「宅配弁当シェア60%の実現」
つまり、その目標は何のためなのか?
・・・それをよくよく考えることが目標実現にとって大きな影響を与える要素である、ということ。
以前、私は講演中に自分の話がウケる(目標=自分を喜ばせる)ことだけを考えていました。
だから、ノリの良くない会場では私のモチベーションも下がることがありました。
今は
「ご来場頂いた皆さんに役立つ、元気のでる、希望の持てる時間を創る」
ことが目的になっているのでノリの良くない会場でも私のモチベーションが下がることはありません。
そんな私のその思いが会場に伝わるのだと思いますが、最終的にはウケて盛り上がります。つまり私の目標は実現することになるのですが、イメージとしては目的を追い求める過程で結果として目標が実現するという感じです。
「目標を立てても実現しないことが多い」
と感じている人は、一度、その目標を実現する目的をよく考え、目的が他者を喜ばせることに沿っているかどうかを確認してみることをお薦めします。
目的のベクトルが他者に向いていると
エネルギーは枯渇せず、無限に湧き出てくることが実感できるはずです。
エネルギーが枯渇せず、無限に湧き出てくるから
次の手、次の行動、次のアイデアがどんどん溢れてくる。
その結果、目標は現実化する・・・ということです。
(商業工業部会員研修会で人気講師・酒井とし夫)
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「これまでの人生のなかで、うれしいと思ったことを思い出してみてください。文章は、『~をしてうれしかった』という言葉につないでください。」
(「脳科学を活用して平凡から非凡へ」堀川一晃著 PHP より)
ぜひ、上記の書籍引用文に書かれている問いにあなたも答えてみてください。
あなたが今までの人生でうれしいと思ったことは何ですか?
それを下記の「 」を埋める形で5個~10個程度を書き出してみてください。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
「 」をしてうれしかった。
書き出しました?
さて、あなたが記入したうれしかったことは次のどちらが多かったですか?
・自分を喜ばせること
・他者を喜ばせること
私は初めてこの質問に答えたときには前者がとても多かったのですが、この傾向は目標実現にとって大きな影響を与えることになります。
実は人間の脳は自分を喜ばせるために目標を設定するとモチベーションが続かないのだそうです。
「売上を増やしたい(=自分を喜ばせる)」、「高級車を買いたい(=自分を喜ばせる)」、「出世したい(=自分を喜ばせる)」、「あいつに勝ちたい(=自分を喜ばせる)」という目標は最初は上手くいくのですが、壁や障害、困難に出会うと「やっぱり自分には無理か・・・」となり、モチベーションが下がるのだそうです。
一方、他者に喜んでもらいたいと思って行動をする人は壁や障害、困難に出会っても何とかそれを乗り超えようとします。
これは脳の前頭連合野に分泌されるホルモンが関係しているそうです。
だから、単に
「収入を増やしたい(=自分を喜ばせる)」
「高級車を買いたい(=自分を喜ばせる)」
「出世したい(=自分を喜ばせる)」
「あいつに勝ちたい(=自分を喜ばせる)」
という目標だけではなかなかそれらを現実化するのが難しい・・・。
では、どうすればこれらの目標が実現できるのか?
その答え。
↓
↓
目的を明確にし利他の心でそれを設定すること。
たとえば、目的と目標が次のような場合にはその目標は実現しやすくなります。
目的
「引きこもりで悩む子どもたちのために学校を作って社会に貢献したい」
目標
「そのために売上を1億円を実現したい」
企業で言うところの理念と目標に例えると分かりやすいかもしれません。
理念
「地域の人々の健康を守る」
目標
「宅配弁当シェア60%の実現」
つまり、その目標は何のためなのか?
・・・それをよくよく考えることが目標実現にとって大きな影響を与える要素である、ということ。
以前、私は講演中に自分の話がウケる(目標=自分を喜ばせる)ことだけを考えていました。
だから、ノリの良くない会場では私のモチベーションも下がることがありました。
今は
「ご来場頂いた皆さんに役立つ、元気のでる、希望の持てる時間を創る」
ことが目的になっているのでノリの良くない会場でも私のモチベーションが下がることはありません。
そんな私のその思いが会場に伝わるのだと思いますが、最終的にはウケて盛り上がります。つまり私の目標は実現することになるのですが、イメージとしては目的を追い求める過程で結果として目標が実現するという感じです。
「目標を立てても実現しないことが多い」
と感じている人は、一度、その目標を実現する目的をよく考え、目的が他者を喜ばせることに沿っているかどうかを確認してみることをお薦めします。
目的のベクトルが他者に向いていると
エネルギーは枯渇せず、無限に湧き出てくることが実感できるはずです。
エネルギーが枯渇せず、無限に湧き出てくるから
次の手、次の行動、次のアイデアがどんどん溢れてくる。
その結果、目標は現実化する・・・ということです。
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