今日は「○○さんになる」という話をしましょう。
「シュガーマンのマーケティグの30の法則」(フォレスト出版)に次のような記述があります。
「ハワードはシカゴから来た保険外交員で、私がウォールストリートジャーナルに掲載した広告を見て、自分用の電卓を買ってくれた男だ。(中略)ある日、ハワードは『JS&Aは成長企業だから保険に入るべきだ』と言った。(中略)『お気遣いはありがたいけど、保険は必要ないと思っているので・・・』私は決まってそう答えていた。だが、ハワードは優秀なセールスマンだった。地元新聞に掲載された電卓に関する記事や、何かの雑誌で見つけた電子小物の新商品情報など、何か見つけては彼の名刺を同封して送ってきた。」
(「シュガーマンのマーケティグの30の法則」 フォレスト出版 24、25Pより
結局、著者のシュガーマンはハワードの保険に入ることになりますが、シュガーマンはその時にこう言っています。
「ハワードが成功したのは、保険の必要性や任せるべき相手、誰が良き友であり顧客であるかを気づかせるだけの十分な種を、私の頭の中にまいていたからだ。それは、買う(保険に入る)ときになって、私、ジョセフ・シュガーマンだけが気づくのだ。」
もしかしたら保険はどこの会社の保険でも、担当が誰でも同じなのかもしれません。
でも、保険に入ろうと決めた時に
「あっ!それなら○○さんがいるじゃないか!」
と思い出してもらう存在になる必要があります。
今日、私は家の扉のガラスを割ってしまいました。
その時に
「どうしようかな?」
と思いました。
その次の瞬間
「あっ!それなら○○さんがいるじゃないか!」
と思ったのです。私はすぐに連絡を入れました。
私は講演の主催者の方に次のように言われることが結構頻繁にあります。
「酒井さんのことは3年前から知っていました。
いつか講演に来てもらいたいと思っていました。」
おそらく講演の主催者の方は条件、テーマ、タイミングがあったある瞬間に
「あっ!それなら酒井さんがいるじゃないか!」
と思ってくださったのです。
だから、その会場で実際に講演を行う私がいるわけです。
ただし、人間というのは20分経つと42%のことを忘れます。
1時間後には56%、1日後なら74%、1ケ月後には79%を忘れてしまう生き物です。
どんなにあなたが頑張っても人は1ヶ月経つと8割方のことを忘れるのです。
冒頭に説明したようにシュガーマンはシカゴから来た保険外交員のハワードに自ら電話を掛けて保険に入りました。
なぜ、他の保険外交員ではなくハワードだったのか?
それは彼が
「あっ!それならハワードさんがいるじゃないか!」
という存在になったから。
では、なぜ、彼がそんな存在になれたのか?
・・・説明しなくても、私のブログをずっと読んでいるあなたには分かりますよね。
さて、あなたは
「あっ!それなら○○さんがいるじゃないか!」
と思い出してもらう存在になっているでしょうか。
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