儲けたければ体系的な全体を学ぶべし
私はよく次のように言います。
「行動することが大事だ。」
そう、それは本当にそう思っています。
行動しない限りなにも生まれませんから。
でも、次のようにも思っています。
「体系的に学ぶことは大事だ。」
自分で言うのもなんですが
私は経営戦略やマーケティングについては
人並み以上に学んでいます。
だから、
何と、何と、何を、行動すればいいのかが
【体系的】に分かります。
私が28歳で独立してから40歳になるまでの最大の問題は下記にありました。
『商売で売り上げをあげるためには
何と何を、どう、すればいいのか分からない。』
だから、思いつきで行動することが多々ありました。
思いつきなので【断片的】なんですね、行動が。
だから、行動自体が無駄になることも多かった。
「商売で困ってます」
という人の多くは
何と何と何をやれば良いのかの
商売の【体系的】な全体像が分かっていません。
別な言い方をすると
売り上げを上げるために必要なことの
【体系的】な全体像が分かっていない。
そのため
「○○集客法」
とか
「○○式マーティング」
とか
「○○コピーライティングノウハウ」
なんてものを目にすると
飛びついてしまい、何年も振り回される。
そのうちに資金繰りが悪くなる。
だから、竹田陽一先生は
『本気で業績を良くするにはまず「着眼大局」の原則に従って、経営の全体像がどうなっているか、改めて経営の全体像をきちんとつかんでおくことが大事だ。』
と言うわけです。
【体系的な全体像】を学ぶ→それを【大量の行動】に移す、
が正しい順序。
照れもなく正直に言うと、
よく次のように言われます。
「酒井さんのメルマガやブログを読んでいると勉強になります。」
ありがたいです・・・が、
ありがたいけど
私はメルマガやブログに【体系的】な全体像は書いてはいません。
というより書けません。
だって、私はメルマガやブログはそのときどきで思いついたことや
経験したこと、考えたことを書いているので、
提供している知識と情報としてはかなり【断片的】です。
ある特定のテーマを立てた
実際に私が実施するセミナーやセミナー動画では
【体系的】な全体像を話すことはできるけれど、
それはその特定のテーマについて
私が時間や空間を投入して体系化しようと試みるから
そうなるわけですね。
商売をする人とか
これから起業して仕事を軌道に乗せようと思っている人は
ノウハウより
経営を構成する要因は何と何で、
それらの各要因はどれくらい業績に影響を及ぼすのかといったことを
【体系的】に理解したうえで【行動】することが必要です。
だって、
と悩んでも営業の全体像は
(1)見込み客発掘技術
↓
(2)契約締結技術
↓
(3)リピート獲得技術
↓
(4)紹介技術
であって、どこに一番力を入れるべきかを
【体系的】に分かっていないと
「とにかく数打ちゃ当たるだろう」
となりますよね。
それではムダが多くなる。
また、
と思ってもブランド化の全体像は・・・
(1)自分の強みを理解
↓
(2)ブランドアイデンティティの明確化
↓
(3)ブランドアイデンティティの具現化
↓
(4)ブランドアイデンティティとブランドイメージの調整
↓
(5)ブランドの実現
という順序で構築されることが体系的に分かっていて
(1)(2)が確立されていないと、単にデザインを変えても
ロゴを変えても、ネーミングを変えても、まったくブランド化が
実現できないということを理解していなければ、
何と、何と、何を、どれくらい行動すればいいのかが
分からないはずなんです。
そして、こういった全体像は
単発のメルマガやブログでは書けないから
セミナーや勉強会を開催したり
その動画を公開しているのです。
明日から新年度入り。
小手先のノウハウに踊らされることなく
商売も全体の【体系的】な理解を。
(追伸)
明日から新年度入り。
難しいことを分かりやすく説明するのが上手いと言われる酒井とし夫(自画自賛ご容赦(^.^) /)は、新期はいろいろなテーマでセミナーを開催する予定です。
体系的に理解できる開催して欲しいセミナーテーマがありましたら
こちらのフォームからご記入を。
(追伸2)
創刊70周年のJAグループ・家の光協会発行「地上 GOOD EARTH」5月号から酒井とし夫のマーケティング・コラム『心を動かす!販促の極意』の連載がスタートしました。
今月のテーマは「人の心理とは不思議なものです」。ご購読のお申し込みはお近くのJAまたは下記までお願いします。
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