講演依頼講師 酒井とし夫の講演会ブログ

講演依頼講師として講演会で圧倒的な実績の酒井とし夫の講演実績や講演会の感想を紹介したブログです。講演会講師・酒井とし夫は雑誌プレジデントやフジTVでも紹介されている人気講師です。

2018年02月

周りに誰かいたら次の質問をしてみましょう。
「好きな動物は?」
あるいは
「好きな食べ物は?」

するとたいていの場合、相手は「猫」とか「パン」とか答えます。
その時の目の動きを見てほしい。

もし、「猫」とか「パン」とか言いながら目線が右方向に動いたとしたら、その人の好きという感情はその人の視線の右側の空間に配置されていると考えることができます。

このように人の感情や考えとそれに結びつく場所や空間をアセンブリと言います。
(参照「誰とでも心を通わせることができる7つの法則」ワニブックス)


「じゃあ、嫌いな動物は?」
「大嫌いな男性のタイプは?」
と聞いたときに、もしも相手の目線が左下を見ているようであれば、その視線の先にある空間はその人の嫌いなものを結びついている可能性があります。


それが分かればあなたは話をする時には相手の右側にポジションを取って話をすればいいわけです。


仕事の場でも普段からお客様と雑談の中でその人が好きな趣味の話をする時にはどちらに視線が動くかを観察していればいいわけです。

また、嫌いなことや苦手なことを話す時の視線の方向をチェックしておきます。

もし、大好きなゴルフの話をする時は正面を見ていて、嫌いな話をする時には視線が左側に動くことが多ければ、あなたは打ち合わせの時には間違っても左側の方向に座ってはいけないし、新商品は正面に置いて説明をすべきだということです。


私は雑談をしながら相手の視線を観察して、相手の好悪の位置を確認して打ち合わせを行っています。

すべての人の好悪の位置がはっきりと分かるわけではありませんが感覚的に言うと半分くらいの人は視線の動きから好悪の位置が分かります。


講演会前の打ち合わせなどではけっこう使っているテックニックです。



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昨日19日は三重県津商工会議所様のお招きで講演会。
早朝に地元駅を出発し北陸新幹線で金沢へ。そこから特急で米原へ。さらに東海道新幹線で名古屋を経由して津へ!エージェント様のご好意でグリーン車で移動のため楽チン!楽チン!

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会場到着。今回の会場は津都ホテルの伊勢西の間。
今日は50名様のご参加予定。
小売商業部会様、卸商業部会様合同講演会です。

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ストレッチと発声を行い準備万端。
開演1分前。
司会の方に紹介されたらこの扉から入場。
今日もフルパワーでいきます。

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・・・っということで講演会お開き、大成功。
そのまま懇親会に突入。


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林部会長、鈴木部会長、田村副会頭、辻副会頭、葛西専務理事、宮木会長、布施代表、林代表、三藤社長、別所女性会理事、小林様、冷水浦様、ライオンズクラブハウス国際協会友清様、多氣所長、松田主任、奥田主任、中尾指導員、そして津の皆様ありがとうございました。


懇親会では
「来年も酒井さんを呼んでくれ!」
「別の会にも来てほしい!」
という声も頂き、講師冥利に尽きます。
ありがとうございます。

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「なんでみんなそんなに元気なの?」と問うと「松阪牛と伊勢海老」とのこと。納得!


会場からホテルまでお送り頂きチェックイン。
その後、ちと小腹が空いたので駅前をふらふらして、蕎麦屋に入る。
そこで津名物の津ぎょうざのPOPを発見したので注文する。

写真ではわかりづらいですが、1個がけっこうデカいです。
揚げてあるので外はパリパリ、中は熱々で美味なり。


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その後、ホテルに戻ってオリンピックを見ながら寝落ち・・・。

翌朝、赤福も買って新潟に戻りました。
さあ、明後日は新潟県の月岡温泉で講演会です。


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あなたは意志力を高めたいだろうか?

もし、答えがイエスなら次のような深く長い呼吸をしてほしい。

(1)息をゆっくり長く吐く(15秒~20秒)
(2)つぎに息をゆっくり吸う(10秒)

・・・これを2分間行います。


私は20代の頃、座禅教室に通っていました。
今でもはじめて座禅を組んだ時のことをはっきりと覚えています。

般若心経を唱えた後に静けさの中で30分くらい座禅を組みました。
深く静かなゆっくりとした呼吸を意識するよう指導を受けました。

その時に、それまでの人生で味わったことのないすがすがしさを感じるとともに、頭がすっきりして、
視界が明るくなり部屋の中にいた人や物の立体感をよく感じ、ひとつひとつの物事がクリアになった気がしました。

「スタンフォードの自分を変える教室」(ケリー・マクゴニカル著)に次のような記述があります。

「意志力をてきめんに高める方法があります。それは、呼吸のペースを1分間に4回から6回までに抑えること。(中略)これが脳と体をストレス状態から自制心を発揮できる状態に切り替えるのに役立つのです。このテクニックを数分間試すうちに、気分が落ち着いてコントロールが利くようになり、欲求や問題に対処する余裕が生まれます。」


明治の哲人・中村天風先生の講演録にも
「気がついたら日に何度でもゆっくりと呼吸をしなさい」
といったことが書かれています。

合気道を世界に広めた心身統一合氣道の創始者である東平光一先生もまたゆっくりした深い呼吸法を推奨しています。


時代変化のスピードが速く、効率化至上主義で、グローバルな競争にさらされるビジネスマンは多くのストレスを抱えています。

スピードが求められ、足早に目的地に移動し、最小のインプットで最大のアウトプットが求められる時代だからこそ、呼吸だけはゆっくりした方がいいのかもしれません。


私も気がつくと日に何度も深くゆっくりとした呼吸を行っています。
ゆっくりした呼吸は副交感神経の優位にしてリラックスする
効果もあるとともに、意志力も強固にします。


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2月15日は福岡県田川市産業振興課様、福岡県中小企業団体中央会様のお招きで講演会。雪が心配だったので前日に都内入りして翌朝羽田空港から福岡空港へ。

田川001

遅延もなく無事福岡空港到着で、そこから博多へ移動。
空港から博多までは近いよね。すっごく便利。

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電車乗換えまで時間が会ったので博多駅中で長浜ナンバーワンラーメンを食う。豚骨旨し。高菜がまぢ旨かった。

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会場は田川市民会館。
開演の3時間前に到着!

福岡県田川市02

石炭採掘の地・田川の商人の皆さんも前のめりで元気な方ばかりでした。
ご参加の女性から「これは芸術です!」と言って頂き超ウレシい( ≧∀≦)ノ
田川市の皆さん、ありがとうございました!!

田川005





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今月10日に勉強会メンバー有志の事業計画発表を聴きながら各自にアドバイスを行いました。

今回でいったん休会とします。
当日伝えられなかったことを少し書きます。


Kさん、あなたは様々な意味を込めてコミュニケーション能力が高い稀な存在だと思う。
人には物理的、時間的な限界がある。自分の知識と能力を安売りせぬよう、易き道に流れぬよう、自分が周りからどう見えているか、思われているかを受け入れ、自分の強みを伸ばして最頂点を。


Hさん、あなたには素敵な能力と才能がたくさんある。
あとは覚悟。
どこであなたはその能力と才能を生かすのか。一度、自分と向き合ってこれからの人生で本当にやりたいことを探してみてはどうだろう?
仕事はたくさんある。その中からあなたの素敵な能力と才能を生かす場所もある。
それが見つかれば、覚悟が生まれる。


Nさん、早くたくさん失敗しよう。
あなたはまだまだたくさんのことを学ぶ。そして残念ながらそれは失敗を通してしか経験できない。
あなたは一度死んだ人間だ。きっと失敗なんか屁でもないはず。どんどんやりたいことをやってたくさん失敗して、たくさん学びなさい。あなたは人に好かれるから大丈夫。


Mさん、あなたが勉強会にいてくれてよかった。
周りに気配りができて、感受性が高く、人情に厚く、華やかなあなたの周りにはすぐに人が集まる。
タイプとしては商売人ではないし、商売人になる必要もない。そのままの生き方であなたの元に人が集まるから今までどおり丁寧に面倒を見ればいい。昨年から始めた新しいチャレンジ同様に今の立場を生かしてもっと楽しい人生を送ることができるようになる。


Uさん、あなたはあれもできる、これもできる、それもできるマルチなオールラウンダーだ。
私は先日の事業計画を聴くまではあなたの力が分散することを危惧していたけれどそのオールラウンダーの能力が生かせて、しかもあなたの望んでいる仕事が世の中にはあることが見えたはずだ。しかもすぐ近くに。
やってごらん。きっと喜ばれるから。そして楽しいから。それはあなた以外にはできる人がいない。


Oさん、あなたは正真正銘の一期生。ずっとありがとう。
あなたの人生ではあなたが主役。遠慮は不要。「あれが欲しい」とみんなの前で宣言して、自分の行動を変えたら周りの人や環境が動き出して何度も奇跡が起きましたね。今も同じ。「これからはあれが欲しい」とまた宣言して、自分の行動を変えれば同じことがこれからもあなたの周りで起こる。あなたはデキる。あなたならデキる。


その他、3年間で勉強会に参加してくれたメンバー、関わってくれた方々、無理な要請にも関わらず登壇してくださった特別講師の先生方、皆さんに心から最大の感謝を送らせて頂きます。


みんな、次のステージで会おう。


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11日の日曜日に都内で起業経営個別コンサルを行いました。
待ち合わせ場所は八重洲。

今回のコンサルティングのご依頼主は東京大学大学院医学系研究科修了後、ミュンヘン大学研究員となり、現在は医学博士のM・Tさん。

M・Tさんは以前からセミナーや勉強会にも参加してくださっていたので、私にはその真面目さが十分に分かっていました。


個別指導02


さらにM・Tさんが事前に用意してくださった経歴書、事業分析書、広告見本の資料、これからの選択肢資料も分かりやすく、起業に対しての本気度も十分に伝わってきました。


あとは一緒に【適切な答え】を見つけるだけです。


【適切な答え】というのは【適切な質問】から生まれます。


そのためコンサルティングの冒頭はM・Tさんに質問を投げかけて、それに答えて頂きました。


答えにくい、答えたくない質問もあったと思いますがM・Tさんはすべてに誠実に答えてくれました。

ある質問に答えてくれた時にM・Tさんの表情がパッと変わり、顔つきが輝いた瞬間がありました。


こういう時こそ、まさに【進む道】が決定した瞬間です。


逆に事前資料には書かれていてもそれらの質問をした時に表情が変わらず、輝きが見られない時は心底それをやりたいとは思っていないものです。


どんな仕事であれ心底【これをやりたい!】という強いモチベーションがあると課題や困難を乗り越える方策はいくらでも見つかります。


【進む道】が決まればあとは知識としての戦略、戦術、テクニックどおりに計画して、それを実行すればいいだけです。


どの道に進んでも課題や困難は出てきます。
そのときに意欲がないのに知識としての戦略、戦術、テクニックで解決しようとしてもうまくいきません。


そこには心底【これをやりたい!】という強いモチベーションが無いのですから、覚悟も気迫も工夫も粘りも生まれない。


心底【これをやりたい!】という強いモチベーションがあると目標に向かうための知識としての戦略、戦術、テクニックの実行に真剣、本気になり、あきらめずに試行錯誤ができるので、結局は上手くいきます。


【あそこに行きたい!】という【強い動機】があって、それを【実現する知識】があれば、そこに必ず向かいます。


いろいろな方から経営相談を受けたり、事業計画を聞きますが、本当に大事なのは次のことです。

【本当にそこに進む覚悟があるかどうか】


適当にやって、適当に儲けたい、なんとなくこんなことや、あんなことをやってみたい、・・・そんな人は1年以内にまた、他のことを探し出します。


M・Tさんの場合には【これをやりたい!】という覚悟と【進む道】が決まったので、知識としての戦略、マーケティング戦術を確認し、実行計画を立てました。


毎月、何を、いつまでに、どれくらいやるのか?
どうやってやるのか?を一緒に明確にしました。


そして、最後に【それを実現したその先の未来】までイメージ体験してもらいました。

なぜなら、人によっては目標に到達すると【そこで止まる人】がいるからです。


なぜ、有能な経営者はひとつの目標を実現しそうになるとさらにどんどん目標を先、先、先へと進めるのか?

なぜ、優秀なスポーツ選手はひとつの目標を実現しそうになるとさらにどんどん目標を先、先、先へと進めるのか?

それは目標に到達すること自体が目標になってしまわないようにするため。


仕事や商売は人生という長い長い旅の途中で使うツールに過ぎません。ひとつの目標を手に入れてもまだどんどん人生は続くのです。


だから、商売をする人は【進む道】【到達したい場所】が決まったらもっとその先があるよ、ということを腑に落とすことが大事。
そこは単なる【通過点】なのだと理解することが大事。


M・Tさんはそこにも気がついてくれたようです。


コンサルティングの翌日にM・Tさんから下記のメールを頂きました。

『酒井先生のコンサルは本当にエキサイティングで、帰りの新幹線の中で鼻血が出そうになるくらいでした。酒井先生からいただいた知識を早速今日から実践しています。

起業して事業を本格的に展開する前の相談でしたが、大変勉強になりました。

数ヶ月間、独りで悶々として悩んでいたことが、酒井先生のコンサルで全て解決できました。独りで悩んでいないで、もっと早くコンサルをお願いすれば良かったです。

コンサルでは酒井先生の質問に答えていくうちに「そうか!」の連発で、とてもエキサイティングで有意義な時間を過ごすことができました。

特に、現在の事業の本質を酒井先生に明確にしていただいたおかげで、迷っていた自分の目指す方向が明らかになり、これからの仕事の展開がとても楽しみです。

また、酒井先生には自分の計画に対して、すぐに行動できる戦術と10年先を見越した戦略を具体的に指導していただけたので、コンサルが終了した直後から自信をもって行動することができました。

本当に感謝しています。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。』


M・Tさんには知識も情熱もさまざまな経験も強い意思もすべてがあります。
そして好きなことを本気でやるとものすごいパワーになるということも知っています。
心底これをやりたいという強いモチベーションがあります。
進む道とその先にもまだまだ道があることを理解しています。

さあ、それでは一歩ずつ確実に前に進みましょう。

M・Tさん、これからも応援していますよ!


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新聞を読んでいたら次の文字が目に飛び込んできました。
 ↓
「見るだけで目がよくニャる猫の写真」


不思議ですね。
なぜかこの文字が目に入りました。


なぜでしょう?
それは私が下記に当てはまっているから。

(1)最近、文字がみづらい(老眼!?泣)
(2)猫が好き


「見るだけで目がよくニャる猫の写真」という文字が30数ページある新聞紙面の中で私の興味と関心をぐぐっと引き付けたわけです。


他の言い方をすると、大勢の人ごみの中で
「酒井さん!」
と声を掛けられて、私の目がそちらに向いた状態です。


あなたも人が大勢いるパーティ会場やガヤガヤと人が大勢集まる中で自分の名前を呼ばれたり、自分の興味のある話題がでている会話にふと注意と意識が向いた経験があるはずです。


心理学で言うところのカクテルパーティ効果ですね。


人ごみであっても人は自分の名前や、自分に関係のある話題、興味のあることは聞き取ることができます。


反対に自分に関係のないことや興味のないことは近くで話していても耳には入ってきませんし、注意も向きません。


・・・ということは広告も同じだということ。


「年度末特別キャンペーン実施中!」
「最新モデル新登場!」
「ギフトセットがお買い得です!」


こんなコピーだとあなたの目には飛び込まないですよね。
これではカクテルパーティ効果が機能しないのです。


でも、

「最近小さな文字がみづらくなった50代のあなたへ。
 初めての遠近両用メガネトライアルキャンペーン実施中!」


「ネコちゃんがのどをゴロゴロ鳴らして喜ぶ
 最新おもちゃ人気ランキングを大公開するニャー」


「筋トレ大好き!自宅でジム並みのパンプアップ効果。
 プロが大絶賛した本当に効く筋トレ器具はコレだ!」


なーーんて書いてあると思わず見ますよね。
(私は特に・・・)


人は自分に関係のあること、そして興味のあることに反応し、それ以外には注意が向かない生き物なのです。
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待ち合わせ場所は八重洲。

個別指導
(東京駅八重洲中央出口で待ち合わせ)


ご依頼主は東京大学大学院医学系研究科修了後、元ミュンヘン大学研究員となり、現医学博士のM・Tさん。

M・Tさんは以前からセミナーや勉強会にも参加してくださっていたので、その真面目さと本気さが分かっていました。

個別指導02
(東京大学大学院医学系研究科修了、元ミュンヘン大学研究員、現医学博士のM・Tさん)


しかも事前に用意してくださった経歴、自己分析、事業計画に関する資料も分かりやすく、さらに私の質問にもすべて正直に誠実にお答え頂いたおかげでコンサルティングはとてもスムーズに進みました。


事業計画としてはいくつかの方向がありましたが、最終的には一番好きなことで、力を発揮できることで、かつ勝てるマーケットで、差別化要因があるサービスで進むこととなりました。
また、具体的な見込み客の発掘法、媒体選び、契約までの流れ、予測確率、水平展開と垂直展開、その後の大きな目標までトントントンと決まっていきました。

やはり、コンサルティングはご依頼主様が今までの人生で経験したこと、得意なこと、好きなこと、やりたいこと、やりたくないこと、人生で大切なこと、ビジネス的な数値目標等を含めてご自身のたな卸しされていると話が早いです。

それが分かっていればどの地域の、誰を対象に、どうやって潜在的見込み客にアプローチして、商品やサービスをどのように提供するかを考えて、その実現のためにやるべきことを1つずつ明確にしていけばよいわけです。
さらに数年後の成功体験をイメージできて、それが自分の手に入れたかったものであり、その状態がストンと腑に落ちればれば、必然的に具体的行動に向けてのモチベーションが生まれるので、後は定期的な検証と行動の調整ができれば時間の経過とともに目標には近づくことになります。

M・Tさんからは翌日に下記のメールを頂きました。

個別指導感想メール


新幹線の中で鼻血がでそうになるくらい・・・
とても嬉しい感想を頂き、ありがたいです。


M・Tさんには知識も情熱もさまざまな経験も強い意思もすべてがあります。
そして好きなことを本気でやるとものすごいパワーになることも知っています。
一歩ずつ確実に前に進みましょう。

M・Tさん、これからも応援していますよ!ファイト!


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「あーそうだった・・・アレをやらねば」
と未完了の仕事が気になります。

「あの仕事もまだ途中だった・・・」
と途中まで作業をして止めていた仕事が気になります。


人間って【未完了の状態】の方に意識と関心が向きやすいのです。
これを心理学ではツァイガルニク効果と言います。


あなたも話の途中でCMに入ったTVドラマが気になるでしょ。


メールやLINEの返事が来ないと気になるでしょ。


平行して進めているやりかけの仕事が気になるでしょ。


まさにこれが【未完了の状態】に意識と関心が向きやすいということ。


私は本の原稿を書くときにはこの人間心理を利用しています。


人によっては期間を決めて集中して書き上げて原稿を完成させる人もいますが、私は講演先に向かう移動車中でパソコンを開きあえて完成させずに数ページ分をだらだらと書き溜めます。
未完成状態にしておきます。


未完成だからいつも頭にそのことが意識にありかえってずっと書き続けることができるのです。


その未完了の状態で書き続けて一年経つとかなりボリュームのある原稿量になっているのでそこから編集作業に入って仕上げます。


あなたも継続して続けたい仕事があればあえて一回一回の仕事を完成させずにしておくことをお勧めします。


完成していないと常にそのことが意識の片隅に残りますから結果として仕事が長く続くわけです。


また、私はこのブログで
「昨日、都内で衝撃の体験をしました・・・。
詳しくは後ほど書きますが、その前に今日はツァイガルニク効果について少し説明をしますネ。」
といった書き方をすることがありますが、この書き方自体がツァイガルニク効果になっています。


あえて、衝撃の体験の内容を説明しないで未完了の状態にすることで逆にあなたの注意を引こうとしてるわけです。
私は講演中もよくこのスキルを使います。


もちろん、あなたがお客様に商品やサービスの説明を行うときもあえて途中で違う話をする、というのも効果的です。お客様はその未完了の状態が気になりだしますので注意と関心が高まります。



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