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◆コミュニケーター


大学の先輩が子どもを連れて遊びにやってきました。

この先輩との付き合いも30年近くになりますが、ウチのカミサンとも仲がいい。
カミサンは人見知りするタイプだけれどこの先輩とは話が合う。
他にも大学の先輩はいるけれどなぜかこの先輩とは話が合い、良好なコミュニケーションが形成されています。


今年、私は春からずっとセミナーに通ってNLPを学んでいますが、NLPって他者や自分と良好なコミュニケーションを取るための心理学でもあります。


セミナーでは良好なコミュニケーションを形成するためのスキルやノウハウを学習してきていますが、そのNLPの知識と経験を元に今夏、先輩とカミサンの会話を聞いていて先輩が非常に優れたコミュニケーターであることがよく分かりました。
以下、私が感じた先輩の優れたコミュニケーターとしての能力の一部です。


(1)よく相槌を打つ。
先輩は「ふんふん」「へー!」「そうなんだ」「それから、それから?」「で、どうなったの?」と会話の途中で本当によく相槌を打ちます。カミサンもその相槌につられてどんどん話を続けます。


(2)まとめる。
先輩は相手の話しを聞きながらところどころで「それってこういうことなだよね。」「その人がこう言ったっていうことだよね。」というように相手の話を要約します。
するとカミサンも「そうそう!それでね・・・」とさらに話が続きます。


(3)よく笑う。
先輩はカミサンの話を聞きながら、「ひ~っ、ひ~っ、ひ~っ!!」と息を吸い込みながらよく笑います。


(4)話を促す。
先輩は家にある写真や本、置物に興味を持つと「ねえ、ねえ、ねえ。これ何?なんでこんなのがここにあるの?」とカミサンから話を聞きだそうとします。
また、会話の途中でも「ねえ、ねえ、ねえ、それってさあ、なんでそうなったの?」とカミサンにさらに話の続きを促します。


(5)心から興味を持つ。
私も含めてコミュニケーションを学んだことのある人なら(1)や(2)(3)(4)を意識的に行なうことがありますが、それは時として「ポーズ」であることがあります。
つまり、相手の話をちゃんと聞いているわけではないけれど、時々相槌を入れたり、話をまとめて返したりはしますが、「聞いているのは表面的である」ことがあります。
コミュニケーションのテクニックとして使っているわけです。
でも、驚くことに先輩は相手の話を非常によく聞いていました。
その日の朝にカミサンが話したことを夕食の場で「今朝さあ、こういうこと言ってたでしょ。あれってさあ・・・」というように「本当に聞いている」のです。
そして、カミサンが身体ストレッチについて話すと、一緒になってその場でストレッチを始める。


さらに、先輩は自分の息子の話にも私の話にも同じように「対応」します。
よく相手の話を聞く、訊く、聴く。
そして、「聞く」だけではなく、自分からもちゃんと会話をするのです。
そのバランスが絶妙にうまい。


(5)がコミュニケーションのベースにあるので(1)や(2)(3)(4)が結果として表れるのだと思いますが、そのせいか、この先輩は大学の頃から年上の先輩や同期、後輩からも慕われ、男性からも女性からも親しみをもたれる人でした。


今までも漠然と先輩のコミュニケーションの「良さ」を感じてはいましたが、今年はNLPの知識やスキルを通して、先輩のコミュニケーターとしての「素晴らしさ」に気づくことができました。

仕事でも人生でも優れたコミュニケーターは多くの人に好かれますね。

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