☆ビジネス・コミュニケーション心理スキル361☆
右利きの人の8割に当てはまると言われているアイ・アクセッシング・キュー。

知っている人も多いと思うけど念のため説明すると・・・目の前の相手の視線が右上(私から見ると左上)に向いていると視覚的な創造を行っている、右横を向いていると聴覚的創造を行っている、右下は身体感覚にアクセスしている。
そして目の前の相手の視線が左上(私から見ると右上)に向いていると視覚的記憶にアクセスしていて、左横を向いていると聴覚的記憶にアクセスしている、そして左下を向いていると内部対話を行っている、と考えられるというもの。

まあ、アイ・アクセッシング・キューに関しては賛否両論あるけれど、私は「使えるものは使えばいい」と思っているので仕事でも使っている。

たとえばどういうことかって?
一例をあげると打ち合わせの席で目の前の相手の視線が宙を見ている、見上げているなら
「どんなイメージを描いているのか教えてもらえますか?
と聞く。
すると相手は「今」見ていた視覚イメージを話してくれる

もし、問いかけをした時に相手の視線が下を向いていて間が空いたなら、それは何か考えている(内部対話)か、自分の身体で何かを感じようとしているのだ。だから、自分と会話したことや感じたことを言葉にするまでに少し時間がかかるので、急かせずに時間を取って相手の返事を待つことにする。

視線がよく左右に動く人なら聴覚に鋭い感覚を持っている人かもしれないので、あまり物音を立てたりせずに、理論的に話すことを心掛ける。

もしかしたら血液判断程度の役にしかたたないのかもしれないけれど、実際に使ってみて「これは使えるな!」と思う人は使えばいい。
私の場合には明らかに視線が上を向くことが多く、映像、絵、イメージで訴求されると気持ちが動くことが多い。
だから、役に立たないことはないんじゃないかな、と思っている。
身に付ける武器(スキル)は多いに越したことはないしね・・。


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