☆ビジネス心理学講師・酒井とし夫のメッセージ 411
NLP心理学でポジションチェンジというワークがある。
ポジションチェンジ・・・そう、まさに自分の立つ位置を変えることによって課題や問題に対する新たな視点を手に入れる実習だ。

最初は
「立つ位置を数メートル程度変えたからって本当に視点が変わるのだろうか?」
と思っていたけど確かに変わる。しかも、驚くほど変わる
まさに視点が変わることを実感できる。

自分の居る場所を変えると、視点も変わってくる。
私は田舎で生まれて育ち15年を過ごした。その後、街に出た。そこで田舎では当たり前のことが街では通じないことや街で新たに気がつくことが多々あった。そして、その街で数年を過ごして東京に行った。そこでも視点が大きく変わった。地方の街では当たり前のことが都会では通じない。都会で初めて知ったことがとても多かった。そして東京で20年を過ごして田舎に戻った。すると都会では当たり前のことが田舎では通じないことがもっとたくさんあることに気がついた。さらに田舎で新たに気づくこともかなり多くあった。それから日本全国に行くようになって各地の似ているところ、全く違うところ、人の類似性や相違にも気付くようになった。

立つ位置や場所を変えると見えなかったものが見えることがある。見えなくてもいいものまで見える時もあるけど明らかに視点が広がる。きっと海外と日本を行き来することの多い人はもっと違う視点があるのだろうね。

もし、あなたが地方にいるなら時折東京に行くのもいいと思う。発見や気づきは多い。もし、東京にいるならたまには地方に行くといいと思う。都会では当たり前だと思っていたことが実は異常であることに気づくかもしれない。

それが出来なくてもたまには食卓での座る位置を変えたり、仕事場の椅子の位置を変えるだけでもあらたな発見が結構ある。私自身も気が向くと食事の時に
「今日から座る場所を変えま~す!」
と家族に宣言をして席変えをする。
いつもとは違う位置で日常を過ごすだけでも得るモノは大きい。

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