こんにちは、年間講演依頼100本超のビジネス心理学講師・酒井とし夫です。

今日はちょっと実験をしましょう。
もし、あなたの近くにテニスボールが2個あったら次のことをしてください。
 ↓
「テニスボールを2個タテに真っすぐに積み重ねてください」

さて、できますか?


話は変わりますが、
「日本人ピッチャーは大リーグでは通用しない」
・・・そんな、思い込みを野茂英雄投手が覆しました。野茂投手に続き、次々と大リーグで活躍する日本人ピッチャーが現れました。

「日本人サッカー選手は世界では通用しない」
・・・そんな、思い込みを中田英寿選手が覆しました。中田選手に続き、次々と世界で活躍する日本人選手が現れました。

思い込みといえば50年以上前に次のようなことがあったそうです。
20世紀の初め、ヨーロッパでは「1マイル走」という陸上競技が人気でした。
現在の1500m走のようなものです。

その当時は1マイルを四分以内で走ることのできる選手はおらず、それはエベレスト登頂よりも難しいと言われていました。

ところが、1954年にロジャー・バニスター選手が1マイルを三分五十九秒四で走ることに成功しました。この時点では大勢の人が「バニスター選手は特別な人だからだ出来たのだ」と思っていました。しかし、そのわずか46日後に別の選手が三分五十八秒で1マイルを走りきったのです。

【心理の壁】


冒頭で、
「もし、あなたの近くにテニスボールが2個あったら、
2個タテに積み重ねてください」
と言いました。

多くの人は
「無理だよ!」
「何かの引っ掛けクイズなのか?」
「できるわけない!」
と思ったかもしれません。

では、下記の写真を見てください。





もう一度、あなたにお願いがあります。

「もし、あなたの近くにテニスボールが2個あったら、
2個タテに積み重ねてください」


おそらく、今度は出来る人が増えるはずです。

【心理の壁】


できないと思い込むと、実際にそれはエベレスト登頂よりも難しいかもしれません。
でも、できると分かれば、それはできるようになります。

あなたの【心理の壁】は何?




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