世界一自動車を多く販売したセールスマンは○○マメだった!?

あなたはジョー・ジラードという名前を聞いたことがありますか?
ご存知の方も多いと思いますが、ジョー・ジラードはギネスブックにも掲載されている「世界一自動車を多く販売したセールスマン」です。

世界で一番多く自動車を販売している氏のことですからセールス能力が高いことはもちろんなのですが、彼を世界一のセールスマンにのし上げた顧客活動の秘訣は手紙だったとも言われています。


実はジョー・ジラードは毎月一万三千人以上のお客様に手紙を送っていました。1日当たりなんと433枚です。驚くほどの筆まめ人間ですね。
(もちろん全てを手書きするのは無理でしょうから、大半は印刷されたものだと思いますが。)


手紙と言えば、先日、ある一人のお米マイスターさんとお話をする機会がありました。(お米マイスター=お米に関する専門知識と経験がある人にのみ与えられるお米の博士号とも言える資格)その方はインターネットでお客さんを集めておいしいお米を販売しています。

 
「顧客の維持のためにどんなことをされているのですか?」
と聞くと、彼はこう言いました。
「手紙を書いています。」
「手紙ですか?どれくらいの枚数を書いているのですか?」
と私が尋ねるとこう答えました。
「毎日8通の手紙を書くようにしています。」
彼もまた筆まめ人間ですね。1日8通、月間240通、年間2800通です。
しかも、これを何年も続けているのです。


そして、筆まめということに関していえば、先日、ある上場企業の役員の方がこんなことをおっしゃっていました。
『立場が上の人ほどハガキや礼状は早く来る。』

私も多くのハガキや手紙を頂きますが、この意見に賛成です。確かに立場が上の方や経営者の方からは何かあるとすぐにハガキや手紙が届きます。
 
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ハガキや手紙を送る習慣のある人はビジネスマンのわずか3%に過ぎないそうです。
 
だから、余計に手書きのハガキや手紙は受け手の印象に強く残ります。そして、手書きのハガキや手紙を受け取って嫌な感じのする人はいません。大抵の場合、「まめな人だ。」「几帳面な人だ。」と思われます。そのため商売人やビジネスマンなら折にふれお客様に手紙や礼状を書く習慣を身に付けたいですね。


しかし、多くの人はなかなかハガキや手紙を書くことができません。
その理由は主に次の2つです。
(1)「時間が無い」
(2)「文章が思いつかない」

さて、この2つを解消するにはどうしたら良いでしょうか?


私の例でお話しすると、私は(1)の「時間が無い」を解消するために礼状用、季節の挨拶用のハガキのデザインのひな形を何パターンか持っていて、あらかじめ台紙を印刷してストックしてあります。そのため、仕事場の机の引き出しを開けるとすぐにハガキを書くことができます。


また、出張時には写真のような「手紙セット」を持ち歩いています。住所やデザイン部分を予め印刷したハガキと記念切手、そして筆記用具を100円ショップで買ったビニールポーチに入れてあります。だから出張先に向かう移動時間や喫茶店で休憩している時にいつでもハガキを書いてすぐに投函できます。

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また、(2)「文章が思いつかない」を解消するために礼状や季節の挨拶用の文例をインターネットで調べてあり、何パターンかの文例が頭に入っています。そこにその時々に感じたことや、その日に相手の方とお話したことや出来事を少し追加しています。そのため文案にも困ることもありません。

私が1枚のハガキを書くのに要する時間は大体2、3分です。


私が最初に就職した会社の上司の課長はとても筆まめな人でした。当時はパソコンもワープロも世の中になかった時代だったので、その課長は手書きでハガキや手紙を書いていました。


その課長は多くのお客さんを担当していました。そのため課長の書いた手紙の下書きを私が代書することもよくありました。そのころ何百枚と課長に代わって手紙を書いたので、ビジネス文書や礼状の文章を書く力が自然と身についたように思います。今でも私がハガキや手紙を書くことに抵抗が少ないのはこの課長のおかげです。

そして、前述の手紙セットを持ち歩き、講演先で出会った方や仕事でお世話になった方、贈り物を頂戴した方などにはせっせとハガキや手紙を書いています。


そうすると、当たり前のことですがとても喜ばれます。
メール、携帯、ソーシャルメディアが全盛のデジタルな時代だからこそ、手書きのハガキや手紙は目立ち、相手の心に残ります。


デジタル化で仕事の効率化は促進されますが、効率化だけを追い求めると相手との深い絆は生まれません。お客さんや取引先と深く長い良好な関係を築こうと思うなら、手間をかけることを惜しまないことです。


人と出合ったり、何かプレゼントを頂くとほとんどの人は「出会えて良かった」「ありがたい」「嬉しい」と感じます。でも、その気持ちをハガキや手紙にしたためて投函する人はビジネスマンのわずか3%。


考えてみるとハガキや手紙を書くなんてセールスをする、交渉するということから比べたらはるかに「簡単なこと」です。でも、実際にハガキや手紙に思いを書き記す人は少数派。


あなたも3%の人の仲間に入ってちょっとだけ筆まめになってみませんか。
きっと、相手はあなたの想像以上に喜んでくれるはずです。


PS.
お礼状の書き方と広告文章の書き方は別です。
広告文章の書き方やキャッチコピーの作り方はこちらの記事でご確認を。



  
  

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