本当は教えたくない!なぜ実績を作ると仕事がどんどんくるのか?
今日も絶好調!年間講演依頼100本超・ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。
私は20代後半で独立をする時に尊敬する経営者から次のように言われた。
「実績をつくれ!」
その当時、私はそれに対してこう思った。
「えっ!?だってまだ駆け出しだから実績なんかない・・・」
でも、あれから26年経った今はその言葉の意味がよくわかる。
あなたはイノベーター理論という言葉を聞いたことがあるだろうか?
マーティングを勉強している人は知っていると思うけど、1962年に米・スタンフォード大学の社会学者エベレット・M・ロジャース教授が提唱したイノベーション普及に関する理論である。この理論は新製品や新サービスの市場への広まり方にも適用できると言われている。
この理論によれば市場には次のような属性を持つ人たちがいると定義されている。
■イノベータ(2.5%)
新しモノ好き。役立つかどうかは二の次。
■アーリーアダプター(13.5%)
利点を検討、理解し、問題を解決できる可能性があれば買う。自分で判断する。
■アーリーマジョリティ(34%)
実用性を重視する。他者(他社)の導入事例を確認してから買う。
■レイトマジョリティ(34%)
業界標準を待つ。実績のあるものを買う。
■ラガード(16%)
新しいことには見向きもしない。
実は商売というのはこの層のうちマジョリティ層(アーリーマジョリティ+レイトマジョリティ)から受注、オファー、申し込みを受けないとあまり儲からない。
だって、それ以外の層は母数が少ないからね。
このマジョリティ層の特徴をもう一度見てほしい。
そこに何と書いてあるか?
「他者(他社)の導入事例を確認」
「実績のあるもの」
これをひと言で表現すると次の言葉になる。
↓
↓
↓
実績。
商売にはハンデがない。
だから、駆け出しだろうが、個人企業だろうが、フリーランスだろうが関係ない。
実績のないところには多くの仕事は来ないのだ。
たぶん、起業したばかりの人は20代の時の私のように言うと思う。
「えっ!?だってまだ駆け出しだから実績なんかない・・・」
でもね、実績ってね・・・
自分で作るんだよ。
待っていても、誰も【実績】なんか持ってきてくれない。
自分で実績を作れる機会と場を生み出すしかない。
私の場合で言うと「仕事や人生はちょっとしたことで大きく変わる」の記事で書いたことがきっかけになって講師になった。
しかし、
「今日から講師になりました!」
と宣言したことろで仕事が来るわけではない。
活動を始めたばかりの頃は地元の会計事務所にお願いして何度もセミナーを担当させてもらった。
その「自分で作った機会」が「実績」になる。
今はこちらの講演会サイトに記載しているように実績が溜まったけれど、このサイトを最初に作った時の講演実績欄は「1箇所の会場名」と「1枚の写真」だけだった。
それを2つ、3つ・・・10、20、30・・・と増やすと不思議なことが起こることを私は知っている。
つまり「他者(他社)の導入事例」と「実績のあるもの」を確認した人たちから連絡がくるようになる。
実は商売というのはこの【実績】ができた時点からがスタートなのだ・・・。
PS.
だから、ブログやフェイスブックやYouTubeも単に自分のノウハウや地知識だけを情報として発信していてもダメ。あなたの商品やサービスあるいはあなた自身が「イノベータ」「アーリーアダプター」「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」にどうしたら受け入れられるのかを考えて利用する必要がある。SNSの効果的な使い方に興味のある方は下記の動画で。
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