猫好き商売人必見!押さえておくべき広告の本質
今日も絶好調!年間講演依頼100本超・ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。
今日は広告の本質についての話。
(猫の話になるけれど、広告の本質の話なので猫好き以外の人もぜひ最後まで読んで欲しい。)
もし、あなたが私と同様に猫好きであればこちらのCMを見てほしい。
どうだろう?猫好きの心を鷲掴みにするCMではないだろうか?
このCMはBSの「わんニャン倶楽部」という番組を見ているときに流れたのだけれど、このCMを見た瞬間に私は目がクギ付けになった。
そして、その2日後にはこの商品を買い求めた。
私は家に居る時は必ずこの番組を見ている。
「わんニャン倶楽部」というタイトルではあるがどちらかというと猫についての放送コンテンツが多いから。
そして、今までは番組の合間に毎回ドッグフードのCMが放送されていた。
私はそのCMを見るたびにこう思っていた。
「なぜドッグフードなのだ?猫だろ、猫!!」
ずっとターゲットと媒体と広告の訴求内容が合っていないと思っていた。
それが先週の放送を見ていたら冒頭のCMが流れたのだ。
なんとも愛らしい、かわいい猫が、美味しそうに食べている・・・
その瞬間、私はこのCMに魅了された。
猫好き(ターゲット)が、見る番組(媒体)に、猫好きが好む内容(訴求方法)がドンピシャリと合っていた。
そして、その2日後、私はこの商品を買い求めた。
話は変わるけれどたとえばあなたがスーツを販売しているとします。
販売したいターゲットは誰になるでしょう?
そうですね。
ビジネスマンです。
もし、あなたに広告予算が与えられたとします。
あなたは限られた予算で下記のどの媒体に広告を出稿したら一番効果的だと思うだろうか?
婦人公論
家庭画報
日経ビジネス
文藝春秋
るるぶ温泉&宿
FINEBOYS(ファインボーイズ)
Domani(ドマーニ)
朝日新聞
読売新聞
折込チラシ
日経ビジネスを選ぶ人が多いと思う。
ターゲットが明確であれば、
そのターゲットに訴求できる可能性の高い媒体を選んで
広告を出稿して、アプローチするのは当然のこと。
広告では
「ターゲットを決める」→「媒体を決める」→「訴求方法を決める」
・・・この3つが【まっすぐにスコーンと一本の線で通す必要がある】わけです。
当たり前。
でも、しかし、but、これができていない商売人が案外多い。
自分が扱っている商品を買ってくれる可能性の高いターゲットは誰なのか?
そのターゲットに訴求できる確率の高い媒体は何なのか?
どんな訴求を行えばターゲットの欲求は喚起されるのか?
この3つの問いに明確に答えられる商売人は実はそれほど多くない。
だから、広告の反応率が上がらないのだ。
(ターゲットを明確にして、ターゲットがいる場所を効果的に探し出し、ターゲットが欲しがる訴求をしなければならないのは営業でも同じ。営業の場合はこちらの記事「売らなくても売れる!営業がヘタでも、交渉がヘタでも問題なし。その理由とは?」も参照のこと。 )
もし、あなたが猫好きであれば今が広告の本質をつかむチャンス。
しばらくはこの「わんニャン倶楽部」の番組内でこのCMが流れるはずだから、BSを見ることのできる方はぜひ視聴して、いかにターゲット設定と媒体選びと訴求方法が重要なのかを【実感】して欲しい。
↓
BS日テレ 「わんニャン倶楽部」
毎週火曜 20:00~20:54
番組を見て、猫好きとしてこの商品を買いたくなるその気持ちを実感できれば、あなた自身の仕事でも
「ターゲットを決める」→「媒体を決める」→「訴求方法を決める」
この3つを【まっすぐにスコーンと一本の線で通す】ということが身体で理解できるはず・・・それが広告の本質。
(訴求方法については次回の記事で書きます。)
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