あなたが自分自身をブランド化する3つの質問とは?
今日はブランディングの話。
「ブランディングについて教えてください」
と昨年暮れから何度か言われました。
あなたもご存知のとおり「ブランド」とはもともとは自分の家畜などに施していた焼印。
これは他の所有者の家畜と「識別」するためのマークだ。
じゃあ、商売やビジネスでの「ブランド」=「識別印」かというとそうではない。
この場合、単に他の商品やサービスと識別するための印としてではなく、他の商品やサービスよりも付加価値やクオリティの高いイメージや総合的なプラスの印象を形成し、仕事上で優位なポジショニングを行うための方策、あり方全体を指す。
たとえ同じ品質の鞄であっても
シャネルやヴィトンのカバンはブランドなので、
高い価格でも買ってもらえる。
シャネルやヴィトンのカバンはブランドなので、
高い価格でも買ってもらえる。
たとえ同じ品質の車であっても
ベンツやBMWはブランドなので、
高い価格でも買ってもらえる。
ベンツやBMWはブランドなので、
高い価格でも買ってもらえる。
たとえ同じ品質の肉であっても
松阪牛や神戸牛や米沢牛ブランドなので、
高い価格でも買ってもらえる。
松阪牛や神戸牛や米沢牛ブランドなので、
高い価格でも買ってもらえる。
反対に言えばブランドが無いと、ブランドのある商品やサービスに比べて安値でしか売れないということ。
実は私はこれからの時代は「質」以上に、このようなブランドイメージがとても重要になると考えている。
それも商品やサービスだけでなく、会社やお店、もっと言えば「個人」もブランディングできないと、前回の記事「替えが利くのであればあなたの仕事はなくなる」でも書いたように、どんどんコモディティー化していくと思っている。
だから、昨年暮れから
「ブランディングについて教えてください」
と言われれるたびに
「やっぱり、その重要性を見抜いている人が増えている」
と感じていました。
手前味噌で恐縮だけれど、私自身が無職無収入の状態から年間講演依頼100本超え講師になったのも、意図的にブランディングしてきたからだと思う。
以前にも書いたけれど講師が100人居ても、講演だけで食っていけるのは5人も居ない。だから、ブランドが単に他の講師との「識別印」だけだと生き残れない。
これは講師である私に限らず士業、コンサルタント、フリーランス、コーチ、先生業も同じ。社員数が10人以下の規模の社長も同じ。
もし、あなたが自分に対する特定のブランドイメージを創り上げたいのであれば、あなたは次の質問に明確に答えられなくてはならない。
「あなたは誰にどう見られたいのか?
どう思われたいのか?
どう言われたいのか?」
どう思われたいのか?
どう言われたいのか?」
この質問に対する解がブランドイメージを生み出す大本になる
【ブランド・アイデンティティ】だ。
この解があいまいだと、あなたのブランドイメージもあいまいになり、エッジが利かないので、他との「差」を生み出すことができない。そして、前回の記事でもかいたように徐々にコモディティー化して労働対価は安くなる。
「ブランディングについて教えてください」
と言われるたびに私はこう訊き返す。
「あなたは誰にどう見られたいのか?
どう思われたいのか?
どう言われたいのか?」
どう思われたいのか?
どう言われたいのか?」
自分をブランディングして付加価値やプラスのイメージを構築したいのであれば、まず、この解を明確にすべきだ。
簡単にいうとこの解が明確で、かつ他との差に優位性があり、強い競合がそのポジションに居なければ、あとはそれを【具現化する作業を継続する】だけである。
ブランディングもマーケティング同様に奥が深いので今日の記事だけではすべてを説明できない。
しかし、ブランディングの大本は【ブランド・アイデンティティ】であることは間違いない。
だから、これから自分に付加価値やプラスのイメージを付与したいのであれば、まずは先の質問の解を考えて欲しい。
すべての出発点はここにある。
PS.
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