自分を10倍高く売るブランディングの必要性

今日も絶好調!年間講演依頼100本超・ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。
 
下記は何の名称か分かりますか?
銀河のしずく、つや姫、匝瑳の舞(そうさのまい)、銀の朏(みかづき)、朱鷺と暮らす郷・・・。

これらは各地の有名ブランド米です。


昨日は都内で第25回お米マイスター全国ネットワーク会議様で講演を行いました。今回もお声掛けを頂きました日本米穀小売商業組合連合会理事長長谷部様、総括マネージャー大月様、ありがとうございます。


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(小石産業株式会社小石社長様、写真を撮って頂きありがとうございます!)
 


会議場脇には各地から農家の方が集まり、ブースを出展していましたが、そこには各地のブランド米が勢ぞろいしていました。


市場が縮小する中、また競争が激しくなる中、各地でお米をブランド化して行こうという動きが加速しています。お米の世界も「フツーでは生き残りが厳しい」のです。


我が新潟県も新ブランド米「新之助」を開発し、つい10日ほど前には山形県が「つや姫」に続く新ブランド米の名称を「雪若丸」に決定したと発表していましたね。


実は「フツーでは生き残りが厳しい」のはお米に限ったことではありません。私は多種多様な業界団体様で講演を行っていますが、ほとんどの業界で「コモディティ化」が問題になっています。


コモディティ化・・・つまりフツーということ。一般化、普通化、ありふれた商品やサービス、他と大差がないということです。

品質が高くても、資格があっても、学歴が高くても、老舗であっても、たとえどんなに一生懸命に仕事をしても、【他と大差がなければコモディティ化する】ということです。


コモディティ化すると何が問題なのか?
それは、買い叩かれるということです。


お米で言えば、他のお米と大差がないなら、安いほうが勝つということ。
もっと極端に簡単に言うと次のこと。
【ブランディングできないと負ける】


実は私の住む講師の世界でもコモディティ化は進行しています。
経理、簿記、労務管理、総務事務、法律事務等は会社経営に欠かせない仕事であり、それらを指導する人たち(=会計士、税理士、行政書士、司法書士の先生たち)は死ぬほど勉強して資格を取得しています。

でも、講演や研修の講師としては【安い】のです。


なぜか?
それは各地の地元にその資格を持った人たちがたくさん存在するからです。
たくさん存在する=他でも替えが利く=コモディティ化=安い


これは人ごとではありません。
おそらくあなたの関わっている業界でもこの【コモディティ化】は加速しているはずです。営業、接客、販売、理容美容、介護、運転、警備、保険、修理、職員、医師、士業等々・・・あなたが他と大差がないなら、それは確実に【コモディティ化】しているということです。早晩、いやおそらく近い将来にあなた自身が【安い存在】になっている可能性もあります。


商売人も同じです。
他の会社やお店と大差がないなら、近い将来にあなたの会社やお店も【安い存在】になっている可能性が大いにあります。


他の業界で起きていることは必ず別の業界でも発生します。
市場が縮小する中、また競争が激しくなる中、各地でお米のブランド化が進んでいる現象はあなたの業界でも遅かれ早かれ発生します。


その時に、あなた自身が【ブランド米】になっていないと、あっという間に【コモディティ化】します。


そして、たいていそのことに気づいた時点ではもう遅いことが多い・・・。
ブランディングもある意味、【先行者優位】です。
先に【ポジションを確立した者】が優位になります。


もし、あなたが大手企業勤務ではない小規模事業主、個人事業主、フリーランスの方であれば、今から【自分のブランド化】の準備を。


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