靴を磨きすぎて指紋がない!靴のカリスマ・高林巌さんとダイバーシティ・クラブ


『アイデアや好運との出逢いはいつもの自分のものとは異なる
 分野、産業、文化に触れることによって生まれる。』
 
・・・つまり、好運に出逢いたければ【多様性のある環境に身を置きなさい】ということ。

私が毎月開催している勉強会の名称は「ダイバーシティ・クラブ」。
「ダイバーシティ(DIVERSITY)」とは【多様性】のこと。
 

いつもとは違う人と会い、違う情報に触れ、違う環境に身を置きそこから縁や運や出逢いが生まれて欲しい、そんな想いからスタートしましたが、もう3年目に突入しましたので備忘録的に過去の勉強会のことや動画をアップしようと思います。


2015年1月10日(土)の初回の勉強会でお招きした特別講師は高林巌さん。
高林巌さんは私のメルマガでも何度か紹介していますが、元東武百貨店紳士靴売場のセールス・スペシャリスト。

高林巌さん

 

高林さんは入社以来ずっと東武百貨店の広告宣伝部門に居ました。当時、池袋では西武と東武が百貨店の両雄。時代はバブル景気の真っ只中で両店とも斬新な広告で世を席巻していたのですが、まさにその広告出稿量絶頂期の広告担当者だったわけです。

でも、50歳を過ぎていきなり高林さんに紳士靴売場に転属の辞令が降りました。意地だったそうです。そう、高林さんが辞めなかったのは意地だった。

それから高林さんは猛烈に靴のことを勉強しました。
販売について貪欲に学んだ。試行錯誤して接客のスキルを身に付けました。そして、ある時、お客様の前で靴をピカピカに磨いたらお客さまが涙を流すほどに感動してくれたことがあったのだそうな。


その時に高林さんはこう思った。
『靴を真剣に磨いただけで、お客様はこんなに喜んでくださるのか。』


それから、休みのたびに本を読んでは靴の専門家に会いに行き、新橋駅で40年間毎日靴を磨いているおばさんに会いに行き、靴磨きや修理の評判がよいお店に足しげく通いその技を身につけました。


そして、毎日毎日心を込めてお客様の靴を磨きました。
ピッカピカに輝くほど何度も磨いた。何年も何年もず~――――っと磨いた。

  だから、高林さんの右手の人差し指には指紋がありません。


やがて、高林さんの知識、スキルそして人間性に惚れ込んがお客さんがどんどん増え始めました。高林さんの名刺ホルダーにはそうそうたる企業経営者や幹部、文化人の名前が並んでいます。

・・・そんな高林さんと私は偶然出逢いました。
 

私は勉強会「ダイバーシティ・クラブ」をスタートさせるにあたり、ぜひ高林さんにお話をして頂きたかった。ぜひ、メンバーの前で靴を磨いて頂き、その芸術品ともいえる輝きを目の当たりにして欲しかった。

高林さんは快く了承してくださいました。

あの日、勉強会のメンバーの目は高林さんが磨く靴に、そして耳は高林さんの経験談に釘付けになりました。


 


当たり前ですが勉強会のメンバーには靴磨きを仕事にしている人も、靴の販売にかかわっている人も一人もいません。

でも、高林さんの靴を磨く姿勢や口から飛び出す言葉から【何か】をつかんだ人は少なくなかったと思います。

現在、高林さんはこちらのお店で靴好きな人が集う”シューズ・バー”を営まれています。
池袋にお出かけの方はぜひお立ち寄りを。
 

『アイデアや好運との出逢いはいつもの自分のものとは異なる
 分野、産業、文化に触れることによって生まれる。』


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