スピーチでは事例を3つ挙げると説得力が増す

今日も絶好調!年間講演依頼100本超・ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。

「私は週に2回はトレーニングをしますが、特に40代、50代の方は定期的な運動が必要だと思います。

なぜなら運動をすると血行がよくなり、酸素や栄養素を体中に効率よく行きわたらせることができます。老廃物も体外に排出しやすくなります。

また、運動をすると骨に力が加わり骨を丈夫にしますので、骨粗鬆症の予防効果があります。

さらに、体を動かすと脳に刺激を与えることができ、認知症を予防・改善する効果が期待できます。

だから、定期的な運動をおススメします。」


・・・この話法が有名な【一理三例話法】です。
伝えたいテーマがある場合に3つの事例や実例とともに話すと説得力が増すわけです。


たとえば次のように伝えると、運動習慣のない人は抵抗感が出るでしょ。

「私は週に2回はトレーニングをしますが、
特に40代、50代の方は定期的な運動が必要だと思います。
だから、定期的な運動をおススメします。」


また、次のように伝えるとどうでしょう?

「私は週に2回はトレーニングをしますが、
特に40代、50代の方は定期的な運動が必要だと思います。
体を動かすと脳に刺激を与えることができ、認知症を予防・改善する効果が期待できるからです。」


これだと
「っていうか、認知症じゃねーし・・・」
となるかもしれません。


具体例や実例を3つくらい出すと、そのうちの1つは
「そういえば、そうだなあ」
と思い当たる人が出てくる確率が高まります。

また、事例が1つだけでは聞き手の記憶に残りにくいとも言えます。

だから、私は講演会で

「あなたのナンバーワンは何ですか?
一番、ナンバーワンを訴求することが大切です。

なぜなら以前、愛知県でこんなことがありました・・・。
また、埼玉県でこんな話を聞きました・・・。
そして、私自身こんな経験をしたのです・・・。」

と、3つ程度の事例を紹介しながら話をします。

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セールスやプレゼンでも同じです。
商品やサービスを説明する時には、事例や実例を3つ程度交えて伝えてみてください。あなたの説得力がぐん!と高まりますから。

このように相手に影響を与えて、あなたの存在感を増すスピーチを学ぶ「人前で魅力的なスピーチや話しができるようになるセミナー(話法編)」を動画としてこちらで公開しています。

スピーチ上手、会話上手、プレゼン上手になりたい方はぜひご視聴を!