商売下手な俺にも上手にできることがあるやん!


『自分の長所を活用するためのよい方法は、自分の成功例を見直すことです。』
(「モチベーション日記」 ポール・J・マイヤー著)


今日も絶好調!年間講演依頼100本超・ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。
 
中学、高校、大学、社会人といつも次のように思っていました。
「いいなあ、あいつにはあんなに能力があって。
なんで俺にはできないんだろうなあ・・」


あいつは足が速い。いいなあ。
あいつは数学の成績がいい。いいなあ。
あいつは人付き合いがうまい。いいなあ。
あいつは営業がうまい。いいなあ。
あいつは商売が上手い。いいなあ。


・・・と、思い、次にこう思っていました。
「なんで俺にはできないんだろうなあ・・」


40歳で入院したときにベッドの上から動けず、ずっと病院の天井のシミを見ていました。

「なんで俺はこんな怪我をしたんだろう。
 なんで上手くいかんのだろう・・」


入院して1ヶ月過ぎた頃、カミサンにノートを一冊買ってきてもらいました。
そこに下記を書き出しました。

・今まで失敗したこと
・今まで上手くできたこと
・短所
・長所


24時間、他にやることがなかったのでずーっとノートに書いていました。


そのときに、気がついたのです。
【俺にも上手にできることがあるやん!】


小学生の時、○○で入選した。
小学生の時、○○がウケた。
中学生の時、○○でホメられた。
中学生の時、○○して喜ばれた。
高校生の時、○○して絶賛された。
高校生の時、○○が得意だった。
大学生の時、○○したら大好評だった。
大学生の時、○○したら成功した。
会社員の時、○○で重宝された。
会社員の時、○○が上手いと言われた。
独立してから○○が上手にできた。
独立してから○○がお客様から評価された。


上述の○○部分はあまりにレベルが低すぎるので
恥ずかしくて具体的に書けませんが・・・(泣)。


でも、そのときに次のように感じました。
「ん!?なんか共通項があるよね。これって・・」




そうなのです。
自分の成功例を調べていくといくつかの共通パターンがあったのです。
私の場合、簡単に言うと次のようなものです。

→企画する
→まとめる
→ストーリーにする
→演じる

・・・・今、私・酒井が仕事にしている「講演活動」などはまさにこの共通項に全て合致しています。

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よく
「酒井さん、講演やセミナーのコンテンツって何ヶ月くらいかけて考えるのですか?」
と訊かれますが、だいたい2ヶ月はかかります。
・・・すいませんm(__)m ウソです。実は半日程度で完成します。


テーマが決まると、頭の中でだいたい起承転結の全体像が浮かぶので、そのままパソコンに向かってプロジェクターデータを作成します。
そのデータを作成しながらコンテンツが頭に記憶されます。


「講演やセミナーのコンテンツって何回くらい練習するのですか?」
とも訊かれますが、1回練習すればだいたいそのまま本番が出来ます。



実は今年開催してきた下記のセミナーはこのパターンで開催しています。

●1月14日開催セミナー
 
売らなくても売れる!営業がヘタでも、交渉がヘタでも問題なし。
 返報性の心理学を応用したビジネスコミュニケーション術
  

●2月11日開催セミナー
なぜあなたは売れないのか?
 自分を10倍高く売る心理学的ブランディング戦略
  

●3月11日開催セミナー
  

●4月8日開催セミナー
 人前で魅力的なスピーチや話しができるようになるセミナー(話法編)


(「えー!そんなに短時間で考えたセミナーやってるの?
 セミナーのレベルは大丈夫なの?」
と、思われたかもしれませんが、参加した方に聞いて頂いたり、上記セミナーの感想文を読んで頂くとコンテンツのレベルは分かって頂けるとはずです。)



もしかしたら、
こういったことができない人は
次のように思うかもしれません。

『酒井はいいなあ。
 講演やセミナーの構成をすぐに思いついて、
 それが半日で完成できるなんて・・・。
 なんで俺にはできないんだろうなあ・・』


私は40歳の時に、
病院でノートを書きながら
気がついたのです。
【俺にも上手にできることがあるやん!】


そして、次のことにも気づきました。

『他人に有って 
 自分に無いものを求めている限り
 自分の長所は分からない』


冒頭の引用文中にあるポール・J・マイヤーの言葉のように
『自分の長所を活用するためのよい方法は、自分の成功例を見直すことです。』
が自分の長所を抽出する最も良い方法だと思います。


岐路に立っている方、
進む方向で迷っている方は
ぜひ、自分の長所の抽出を。

【あなたにも上手にできることがたくさんあるやん!】



 

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