山菜そばが教えてくれた商売の本質

昼間、山菜そばを食べていて次のように思いました。

「これって裏山で採ってきた山菜じゃね?」


昨晩、アジの開きを食べていて次のように思いました。

「これって海からタダで釣ってきた魚じゃね?」


東京でマンション群を見ていて次のように思ったことがあります。

「これってタダのコンクリートの塊じゃね。」


かなり、乱暴な言い方になりますが裏山からタダで取ってきたものとそば粉に千円のお金を払うわけです。


むっちゃ極端に言うと海で泳いでいる魚をタダで採ってきて開いて日に干したものに数百円のお金を払うわけです。


夢のない言い方ですがコンクリートに一生をかけて数千万円のローンを支払うわけです。


3月22日に配信した「降車するときに心が口にでた」の記事は反響が大きかったですが、この記事で書いた観光列車も普通なら840円の運賃で行ける場所に、1万4800円を支払うわけです。
  



ごくごく簡単に、とてもシンプルに言うと「裏山で採ってきた山菜ではあるが、それを洗って、きれいに揚げて、見栄え良く盛り付ける」その部分が【付加価値】
あるいは店の立地や内装もそうかもしれません。


ごくごく簡単に、とてもシンプルに言うと「海で採ってきた魚をきれいにさばいて、お日様に当てる手間」その部分が【付加価値】
あるいは産地や長年注ぎ足してきたつけ汁もそうかもしれません。


ごくごく簡単に、とてもシンプルに言うと「タダ同然のコンクリートと鉄骨を、眺望の良い場所に見栄えを良くして積み上げた」その部分が【付加価値】
あるいは販売元や交通の便の良さ等もそうかもしれません。


商売で発生する【利益】ってほとんどがこの【付加価値】の部分ですよね。


原材料のそのもの本来の価値ではなく、あえて、わざわざ、意図的に、あるいはたまたま、無自覚であっても【素のもの】を【膨らました部分】あるいは【膨らんだ部分】が【付加価値】



別な言い方をすると【概念】や【デザイン】や【ストーリー】や【演出】や【感覚】や【情報】と言ってもいいかもしれません。


もっと別な言い方をすると素材本来の【具象的な価値】ではなく【抽象的な価値】


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 (抽象的概念の付加価値が大きなもののひとつは芸術か)


この【抽象的な価値】が大きければ、商売での【利益】が大きくなる、ということじゃねーか・・・
と、昼間に山菜そばを食いながら思ったわけです。


よく芸能人が高級料理や高級ワインを味見して格付けするTV番組がありますが、あれを見ていると
「付加価値の大半は抽象的な価値なんだな」
と思ってしまいます。


同じそば粉と山菜から作った「山菜そば」も名人のお店で出てくる山菜そばは【名人】という【抽象的な価値】が付加されていて行列ができるけれど、駅前の蕎麦屋のそばと食べ比べてみたら本当に【具象的な価値】で判断できる人は意外といない、ということです。



需要がはるかに供給を上回っていた時代は素材や原材料や製品そのものがあれば売れたけど、供給がはるかに需要を上回っている今は素材や原材料や製品そのものではなくこの【抽象的な付加価値】が大事だよね・・・
などど、私はカミサンが食べていたざるそばを一口もらって、それをすすりながら考えていました。



そう考えるとよく聞く次の言葉も合点がいきます。
「モノはいいのに売れない」
「腕はいいのに売れない」


モノがいい、腕がいいというのは素材や原材料や製品そのものの価値。


たぶん、これからの時代はそれだけでは商売は難しいのかもね・・・。


あなたの持つ抽象的な価値はなんだろう?



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