緊張で人前で手指や声が震える!子供の頃から悩んだアガリ症改善思考

このページは子供の頃から極度のアガリ症、緊張症に悩んできた私のアガリ症、緊張症克服のための考え方をお話します。机上の空論ではなく、実体験から学んだことですので最後までお読み頂きあなたのアガリ症、緊張症の克服に役立ててください。

アガリ症や緊張症を引き起こす2つの原因とは?

アガリは次の2つの要因で引きおこされます。
①心臓のドキドキ(生理的覚醒)
②嫌な考え(認知的不安)

▼生理的覚醒
心理学では身体の興奮を心理的覚醒と呼びます。具体的には心臓の高鳴りや発汗、身体の震えなど。こうした反応が生じるのは血液を巡らせる交感神経系が不安や緊張により活性化されるために起こります。臨戦態勢状態や興奮状態と言えます。

▼認知的不安
失敗するかもしれない、といった否定的な考えのこと。人は失敗した時のことを考えだすと悪いイメージばかりが浮かびます。すると課題に集中できなくなり脳の処理能力がオーバーする状態(パニック)につながりやすくなります。


ではアガリ症・緊張症の原因である生理的覚醒は悪なのか? 

 「心理学者ロバート・ヤーキーズとジョン・ドットソンの実験」によると、ストレスが中程度の時に仕事の効率が最も最高になることがわかっています。

だから、簡単に言うとスポーツ選手もアーチストもドキドキがなくなるとパフォーマンスが低下します。つまりドキドキは緊張感は「無くす」のではなく「味方にする」ことでパフォーマンスが向上する可能性が大いにあるということになり、ドキドキしなければよい結果を残せないとも言えるのです。


その心臓の鼓動と速い呼吸、手の震えは本当にパニックなのか? 

たとえば10分その場でエア縄跳びやジャンプをしてみましょう。きっと心臓がドキドキしてくるはずです。そのときにあなたは
「まずい、やばい、どうしよう」
とは思わないはずです。パニックにもならないはずです。なぜならそれは普通のことだからです。

実は運動をして心拍数が上がり血液のめぐりがよくなりドキドキするのも、人前で話す直前にドキドキするのも現象としては同じです。
緊張症の人はこのドキドキを感じると
「まずい、やばい、どうしよう」
と判断してします。つまり前述の認知的不安が現れます。するとパニックが引き起こされます。

運動のドキドキと緊張のドキドキは現象としては同じです。
それを普通ととらえるか、やばいととらえるかでその後の自分自身の反応が変わるわけです。


緊張で手指や声が震える!何が頭を真っ白にさせるのか?

人には注意容量があります。注意容量とは同時に処理できる情報量のこと。
パソコンは処理する情報量が多くなると動きが悪くなりパフォーマンスが落ちますが、これは人も同じです。

スピーチ、会議、プレゼンでは全体の進行、内容、反応を見ながら考えながらいくつものことを同時にこなさねばなりませんが、これはかなり高度な知的作業であり、高い集中力が要求されます。

あなたはスピーチをしながら英単語を覚えることができるでしょうか?明日の晩御飯のことを考えながらスピーチができるでしょうか?おそらくできないはずです。それは注意容量が一杯になるからです。

人前で話すことというのはただでさえやることが多いのに、その時に『手が震えてきた』『声がでない』『みんなが見ている』『失敗できない』と認知的不安を考えれば考えるほど、容量オーバーになり、そのせいでパニックになります。

生き物である以上、臨戦態勢に向かって生理的覚醒が高まるのは仕方がないけれど、その時に心の持ち方を理解していれば
「あっ!これは現象としては運動のドキドキと同じだ。
これによりパフォーマンスが上がる。この場で精一杯のことをやろう。」
と考えれば認知的不安が低減します。するとパニックも起こりにくくなります。


人前で緊張して手指や声が震える自分を感じたら

たとえば野球の試合で9回裏ツーアウト満塁。一打逆転であなたに打順が回ってきたとします。
当然ドキドキします。プロでもドキドキします。その時に
「まずい、やばい、どうしよう」
という認知的不安に傾けばパフォーマンスは下がり凡打の確率が高まります。

一方、
「ドキドキして臨戦態勢になったぞ。
これで普段以上のパフォーマンスができる状態になった。
よし、明日の新聞の一面を飾ってやるぞ」
と無理にでも前向きな気持ちを持てば結果としてパフォーマンスは良くなります。
これが認知的不安解消の一番効果的な方法です。

簡単に言うと本当は人は
ドキドキとワクワクの心臓の鼓動の現象の区別はできないのです。
区別しているのは自分の認知なのです。

だから、あなたも人前でパフォーマンスをする機会があれば、その時は一流アーチストやスポーツ選手、ビジネスマンのように意識をしてドキドキを楽しみ、味方にするという気持ちを持つことです。
その意識を続けていれば脳内のシナプスの形成特性上、かならず緊張して人前であがってしまい、手指や声が震えるという子供の頃から悩んだアガリ症は改善します。

これは極度のアガリ症だった私(今は講演家です)の実経験です。「アガリ症で人前で緊張して手や声が震える人にスグ利く10か条と動画」にも記事がありますので読んで、あなたのアガリ症や緊張症の改善に役立ててください。