人前で緊張しない方法!声が震える!スピーチであがらずに話すには

以前の私は極度の緊張症で人前で話すと声が震えていました。そんな私は今は下記の写真のように大勢の人前で話す仕事をしています。どうやって私が人前で緊張して声が震えるのを克服したのか、その誰にでもできる簡単な2つの方法をあなたにお教えします。

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声の震えは緊張により呼吸が浅くなり、しかも身体が硬直して喉の気道が狭くなるために起こります。
逆に言えば長い息を吐きながら声を出し、かつ喉の気道を広げることができると声の震えはなくなります。

私は長い息を吐きながら声を出すことができて、かつ喉の気道を広げるために下記の2つのことを毎日実行しました。2ヶ月程度で自分でも声質が変わるのが分かりました。そして、その後人前にでても声の震えが気にならなくなりました。


人前で緊張して声が震えないためには長息を練習

長い息を吐きながら声を出すためにもっとも有効な練習のひとつがロングトーンです。これは知人のアナウンサーの方に教えて頂いた方法です。

ハミングの「ん~」という発声をできるだけ長く行ってみましょう。ハミングの音は小さくてよいです。最初は10秒くらいで息が続かなくなる人がいるかもしれませんが、毎日この練習を数分間で良いので続けてみましょう。練習を続けるうちに誰でも20秒~30秒程度はハミングが続くようになります。

ハミングができるようになったら次はは「あ~」と発声しながらできるだけ長く声を出す練習をします。これも声は小さくてよいのでできるだけ長く声を出すようにします。できればずっと同じ声の大きさで声を出すことを意識して長く続けます。これも練習を続けるうちに誰でも20秒~30秒程度は声が一息で長く続けられるようになります。

ハミングと「あ~」の長い発声を20秒~30秒続けられるようになれば、声の震えは7割がたコントロールできるようになります。

人前で緊張して声が震えないためには喉の気道を広げる練習を

誰でも簡単にできるのどの気道を広げて、のどに負担のかからない声の出し方の練習法をお教えしましょう。これも練習すれば誰でできるようになりますので、カラオケに行った翌日も声が枯れなくなります。

まず、最初に立ち上がり、
両足を広めに左右に広げて
前かがみになって
両手を両膝の上において
前傾した姿勢をとってみてください。

学生の頃、野球部に所属していた方は外野で球が飛んでくるのを待っている格好ですね。バレーボール部の方は相手のサーブを待っている時の姿勢が近いです。
下記の写真を参考にしてください。

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この姿勢のまま顔を上げて
胸から喉、そしてアゴにかけてのラインを一直線にします。
アゴを上げて、喉を伸ばす感じです。


あるいはアゴを上げて
腹→のど→口の通路に
1本のパイプが通っているイメージです。


この姿勢のまま声を出すのです。


たとえば
あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
かきくけこ きくけこか くけこかき けこかきく こかきくけ
さしすせそ しすせそさ すせそさし せそさしす そさしすせ
たちつてと ちつてとた つてとたち てとたちつ とたちつて
なにぬねの にぬねのな ぬねのなに ねのなにぬ のなにぬね
はひふへほ ひふへほは ふへほはひ へほはひふ ほはひふへ
まみむめも みむめもま むめもまみ めもまみむ もまみむめ
やいゆえよ いゆえよや ゆえよやい えよやいゆ よやいゆえ
らりるれろ りるれろら るれろらり れろらりる ろらりるれ
わいうえを いうえをわ うえをわい えをわいう をわいうえ


これを毎日数分でも続けると
のどに負担をかけずによく通る明るい声が出せるようになります。


人前で緊張して声が震えるという方はこのこの2つをまずは2週間試してみてください。自分ではっきりと声が変わってきたことが分かりますから。

プロのアナウンサーや歌手にもアガリ症の人はたくさんいます。でも、声が震えないですよね。それはなぜかと言うとこのような練習を行っているからです。私も今はプロの講演家ですが、本当にこの方法で緊張による声の震えを克服しました。ぜひ、お試しください。


アガリ症で人前で緊張して手や声が震える人にスグ利く10か条と動画」や「緊張で人前で手指や声が震える!子供の頃から悩んだアガリ症改善思考」にも記事がありますので読んで、あなたのアガリ症や緊張症の改善に役立ててください。