大きい声でニコニコしていればたいていうまくいく

「大きい声を出して、いつも元気にニコニコしていれば、
たいていのことはうまくいく。」
(実業家、アサヒビール中興の祖・樋口廣太郎)

この言葉は私の好きな言葉のひとつです。
私はこの言葉は人生で好運を招く真理のひとつだと確信しています。


講演先に伺い、会場に到着し、講演会場の扉を開ける。
たいていそのときには主催者の方や関係者がすでに場内に居ます。


その時に
「(小さな声で神妙に) こんにちは・・・」
などと入ってはダメです。
・・・これはあなたの仕事でも同じだと思います。

第一印象は一生変わらないという心理学者もいるくらいですから、
初対面での第一声というのはとても重要なコミュニケーション要素です。


私は講演先に伺い、会場に到着し、講演会場の扉を開ける前に
次のことをします。

その場でつま先立ちになり、
静かにかかとを下ろして、重心位置を決めます。

それから2、3回深呼吸をして、
その場で腹に空気をためます。

そして、扉を開けて腹式呼吸から送り出される大量の空気に
響きの良い声を乗せて明瞭な声を口から発射します。

「こんにちは!!」


あなたは信じないかもしれませんが
この第一声でほぼその日の仕事の評価の
半分以上が決まります。

ちなみに講演会場に向かう時やお客様に会う前には
道すがら、あるいはタクシーの中で
簡単な発声練習を行い、のどを暖めています。


だから、よく次のように言われます。
「酒井さんの声は本当に良い声ですね。」
「お坊さんがお経を読むときのような響く声ですね。」
「心地の良い、聴いていると元気が出る声ですね。」


ちなみに採用面接官は
面接者が入室して第一声を発する時点で
採用するか不採用かの47%以上を決めているのだそうです。


【声】ってあなたが考えている以上に
影響力があるのです。


いろいろな業種の会社やお店に伺うことも多いのですが、
「もうちょっと明るい声で挨拶するだけで
お客様に良い印象を与えることができるのに。
惜しいなあ・・」
と感じる時が少なくありません。
これは私が個別コンサルティングを行う
社長や営業マンや士業の方も同じです。




声には下記の2種類があります。
気導音(きどうおん)=空気振動で伝わる声
骨導音(こつどうおん)=骨の振動で伝わる声

自分自身は気導音と骨導音で伝わった自分の声を聞きますが、
周りの人はあなたの声を気導音だけで聴いています。

だから、自分で聞く自分の声と
相手が聞いている声は違うわけです。

これを認識していないと
自分ではちゃんと明るい声で明瞭に話しているつもりでも
「えっ!何って言ったの?」
「もう一度言って!」
と言われることが多くなります。


これだと、採用面接では不採用の確率が高まります。
商売やビジネスでは第一印象のイメージダウンにつながります。


あなたの周りにも【声】の良い人がいるでしょ。
電話の声が素敵な人。
営業や接客の時にお客様に声をほめられる人。
その人の声を聴くと元気がでるような人。


その人たちはたいがい営業成績も良く、
周りの人にも好かれているはずです。


私はそのことに気づいたので一年近く
都内でボイストレーニングのレッスンを受けました。
その結果、あきらかにそれ以前と比べて
仕事先でも講演先でも相手の反応が良くなっていることを
強く実感していますので、あなたもビジネスに大いに役立つ
ボイストレーニングを学んで見ませんか?
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▼酒井式、ボイストレーニング
 小さな声やかつぜつの悪さは生まれつきだとあきらめていませんか?
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このブログでも何度か書いていますが
メラビアンの法則でも声の影響度合いは38%もあります。


正しい、ボイストレーニングの練習の仕方を覚えれば、
早い人なら2週間で自分の声の変化に気が付くはずです。

あなたの声が変わると、周りの人の反応が変り、
仕事と人生に大きな影響を与えます。
私はそのことを実体験から知っています。