相手と良好な関係を作りたい場合には環境づくりが大事になります。


たとえばあなたがどんなに良い話をしたとしてもその場に異臭が漂っていたり、室温が暑すぎたり寒すぎたりすると相手とよいコミュニケーションをとる事ができませんから。


相手と自分の立ち位置や座る位置も重要な環境要素になります。


コーチングを学んだ方ならお分かりになると思いますが、相対してコーチングを行う前には
「私がこちら側に座るのと、あちら側に座るのとではどちらが良いですか?」
と座る位置を実際に変えながらクライアントに確認します。


話し相手が自分の右側に座るのか、左に座るのか、正面に座るのかによって感じ方も変わってくるのです。


接客の場や相手と親しくなりたい場面では次の位置取りが基本となります。

・相手の髪の分け目のある側に自分が立つ、座る。
・かばんや荷物を持っていない、置いていない側に自分が立つ、座る。


髪の毛で隠している側や荷物を持っている側は無意識に防御している側になります。その方向にあなたが位置取りをすると相手の警戒心が取れにくくなります。


相手の髪の分け目の側や荷物を置いていない側で、相手とハの字型になる位置やL字型の位置、あるいは少し斜め横の位置に自分が立つ、座るというのが相手と良好な関係を作りたい場合の環境づくりとなります。


ただし、相手を打ち負かしたい、あるいは優位に立ちたいという場面では太陽を背にして相手の正面や右側に位置取りをした方が良いでしょう。


太陽を背にするとあなたに後光が差しているように見えると同時に、あなたの表情が相手に読み取られにくくなります。


また、「右に出る者はいない」という言葉は「右が優位である」ということを表しているので相手の右側に自分が位置取りするのも有効です。


また、試食などを勧める場合にはお客様がすぐに手に取りやすいように右手の近くに試食品を出すのが基本になります。商売は経済学より心理学 商売繁盛ビジネス心理学。
  
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