何度か書きましたが私は講演後に気が抜けて間違った電車に乗ることがあります。


で、しばらくすると目的地から遠く離れたところにたどり着くことになります。


ホームの駅に降り立って
「しまった!乗る電車を間違えた!」
と気付いて、もう一度、乗るべき正しい電車を確認して乗りなおします。

で、しばらくすると目的地に向かうことができます。


当たり前のことですが
「間違った電車に乗る」
から
「間違ったところに着く」
わけです。
遠回りするわけです。


商売も同じかな。


「間違った商売のやり方」
に乗っているから
「間違ったところに着く」
わけです。電車と同じように遠回りするわけです。


じゃあ、行きたいところに行くにはどうすればいいでしょうか?


乗るべき正しい電車を確認して乗りなおせば正しい目的地に着くのと同じで「商売の正しいやり方」に乗ればいいわけです。


間違った電車に乗ってどんなに気合を入れても、やる気を出しても、時間の経過とともに間違った場所に近づくだけです。


あなた自身も、社員もスタッフも社長が作った「乗り物」に乗って仕事をしています。


だから、その「乗り物」が正しい電車であれば、早く、確実に、目的地に着きます。


しかし、もし、その「乗り物」が間違った電車であれば、早く、確実に、間違った目的地に着きます。



正しい目的地に着くために大切なことは正しい電車に乗ること。


そして、それは「乗る前」に確認をすべきことです。


商売で言えば
「始める前」
です。


だから、どんな商品を、どこの、誰に、どう売るかという経営の仕組み・・・つまり「乗り物作り」が実は大切なんですが、案外、たまたま来た電車に乗っている人が多いです。


急がば回れ。
正しい商売電車に乗るべし。


そして、その電車はあなたが勉強してあなたが創らねばならないのです。