「酒井さん、ランチェスターを勉強すれば売上が上がりますか?」
私の答え。
↓
No!
「酒井さん、ブランディングすれば売上が上がりますか?」
私の答え。
↓
No!
「酒井さん、コピーライティングを学べば売上が上がりますか?」
私の答え。
↓
No!
「酒井さん、ブログやフェイスブックやYouTubeの使い方を
理解すれば売上が上がりますか?」
私の答え。
↓
No!
「酒井さん、コミュニケーションスキルを身に付ければ売上が上がります
か?」
私の答え。
↓
No!
申し訳ないけれど
全ての答えはNo.です。
だって、商売は
掛け算だもの。
どんなに営業が上手くても商品が粗悪なら結果は出ません。
商品が良くても戦略が間違っていれば売れません。
戦略を学んだとしてもコミュニケーション下手であれば
契約は取れません。
コミュニケーションが上手でもコピーライティングや
SNSの使い方が分からなければネットでは申し込みは来ません。
SNSの使い方が分かっていても
戦略がないために単に商品の写真と料金を載せただけでは
売れません。
商売は
「それをやれば儲かる」
といった単純なものじゃない。
「あれ」も「これ」も「それ」も必要な世界。
よく、コピーライティングを極めようとして
しゃかりにきになっている人がいるけれど
コピーライティングの能力なんて70%をマスターすれば
十分です。
また、セールスの技術を極めようとして
しゃかりにきになっている人がいるけれど
セールスの能力なんて70%をマスターすれば
十分です。
SNSの使い方を極めようとして
しゃかりにきになっている人がいるけれど
その70%をマスターすれば十分です。
ランチェスター弱者の戦略を極めようとして
しゃかりにきになっている人がいるけれど
これも70%をマスターすればOKです。
だって
コピーライティング能力が100であっても
経営の戦略知識が0であれば
「100×0=0」ですもの。
これでは結果は出ないです。
ブランディングについて100を学んでも
セールス能力が0であれば、これもやはり
「100×0=0」です。
これも結果は出ないです。
どんなにSNS全般の使い方を知っていても
コピーが書けない、あるいは動画で話ができないのであれば
これもやはり
「100×0×0=0」。
なぜ、私は様々なテーマのセミナーを開催したり、
下記のような様々な動画を
公開しているのか?
それはランチェスターもブランディングもコピーライティングも
ブログやフェイスブックやYouTubeの使い方も
コミュニケーションスキルもセールススキルも
全部大切だから。
そしてそれらは何ヶ月もかけて
100%の習得を目指すようなものじゃない。
数時間で理解して習得して、
その本質の7割を学べば
十分である。
あなたは「群盲象を評す」という言葉を知っているだろうか?
6人の盲人が、象に触れた。
象の足を触った盲人は「象は柱のようです」と答えた。
尾を触った盲人は「象は綱のようです」と答えた。
鼻を触った盲人は「象は木の枝のようです」と答えた。
耳を触った盲人は「象は扇のようです」と答えた。
腹を触った盲人は「象は壁のようです」と答えた。
牙を触った盲人は「象はパイプのようです」と答えた。
それを聞いた王は答えた。
「あなた方は皆、正しい。象はあなた方の言う特徴を、
全て備えているのです」と伝えた・・・。
(参照:ウィキペディア)
ある人は
「商売を軌道に乗せるには戦略を勉強すればいい」
と言う。
でも、それは象のような商売の
「戦略」という部分だけに触っている人である。
別の人は
「商売を軌道に乗せるにはブランディングが大事だ」
と言う。
でも、それは象のような商売の
「ブランディング」という部分だけに触っている人である。
また、
「ネットで商売をするにはコピーライティングが大事だ」
と言う人もいる。
でも、それは象のような商売の
「コピーライティング」という部分だけに触っている人である。
だから、冒頭で書いたように
「酒井さん、コピーライティングを学べば売上が上がりますか?」
と訊かれればNo!と答える。
「酒井さん、ブログやフェイスブックやYouTubeの使い方を
理解すれば売上が上がりますか?」
と訊かれればNo!と答える。
「酒井さん、コミュニケーションスキルを身に付ければ売上が上がります
か?」
と訊かれればNo!と答える。
それらは象のような大きな商売の
全体の一部でしかないから。
商売、とくに中小個人レベルの商売では
「あれ」も「これ」も「それ」も必要。
どれか一つが0ならば
出てくる答えは常に「0」なのだ。
100%にする必要はないけれど