講演依頼講師 酒井とし夫の講演会ブログ

講演依頼講師として講演会で圧倒的な実績の酒井とし夫の講演実績や講演会の感想を紹介したブログです。講演会講師・酒井とし夫は雑誌プレジデントやフジTVでも紹介されている人気講師です。

タグ:人前恐怖

誰でも人前での発表では緊張と震えがありあがる

あなたは友だちに向かって自分の学生時代の話をしている時に“あがり”ますか?
あがりませんよね。

では30人の人の前で自分の学生時代の話をするとなったらどうでしょう?

おそらく多くの人が30人の前で話す時には緊張感を感じるはずです。同じ話をするだけなのに友だちの前ではリラックスして、大勢の人の前では緊張します。

ということは緊張するかしないかは「話の内容」ではない、という事になります。つまり、話の内容の良し悪しは“あがり”にはあまり関係がないということです。


“あがる”の問題は“リラックス”できるかどうかの問題です。
当たり前のことですが、これはとても大切なことです。

つまり、あがりを解消したければ「どんな話をすればよいか」といった話す内容や、「どうしたら堂々と話せるか」といった話し方で悩むのではなく、どうしたらリラックスした状態を早く作れるのかを考えた方が良いということになります。

あがる性格を変えるにはどうすればいいのか、緊張症の性格を変えるにはどうしたら良いのかを悩むのではなく、あなたが30人の前に立った時、どうしたらまるで友だちの前に立っているようにリラックスした状態にすぐに入れるようになるかを考えることがポイントなのです。

20代、30代の頃の私は「なぜ、自分は緊張症の性格なのだろうか?どうして、どんな時でも泰然自若(たいぜんじじゃく)としていないのだろう?なぜ堂々とできないのだろう」と悩んでいました。
その時は「どんな時でも、どんな状況下でも、緊張せずに、堂々と落ち着いている自分」を目指していたのです。


しかし、次のようなきっかけで考え方が変わりました。


私には講師として尊敬している人がいます。その方は多い時で年間に200回以上の講演を行っています。講師のプロです。


でも、その方は今でも壇上に立つと緊張するそうです。
“あがる”そうです。
“あがる”のですが、話を始めるとすぐにリラックスするのだそうです。


その方からこの話を聞いた時に「これほど場数を踏んでいる人でも緊張するのだ」と少し意外な感じがしました。
ということはどんなに場数を踏んでも「緊張をなくすことはできない」ということです。


その方はこんなこともおっしゃっていました。
「緊張しなくなったらおしまい。適度に緊張していないと良い講演はできない。いかに緊張感を持って本番に臨むかが大事。」


私は “緊張”で悩んでいるのに、その方は“緊張”が必要だと言っているのです。
そして、その方はこう教えてくれました。


「緊張するのは良いことだが、そのままで最後まで行ってはいけない。緊張感を上手くコントロールすることが大切だよ。」


“緊張”を無くすのではなく、“コントロール”することが大切だと言うのです。
その話を伺った時には実感としてはよく理解できませんでしたが、その後、話し方講習会や数々のあがり克服法に関する本を読み、そして実際に私自身が講演回数を重ねながら実感として理解できたことがあります。


それは「誰でも人前に出るとあがり、緊張する。緊張することを無くすことはできない。しかし、人前に出た後に2つのタイプに分かれる。1つ目のタイプはずっとそのまま緊張しっぱなしであがりっぱなし。しかし、2つ目のタイプの人は緊張感とあがりとをコントロールして、リラックスした状態に入るのが早い。」ということです。


つまり、“緊張”を無くすのではなく、“コントロール”することが大切だと言うことです。


誰でも多かれ少なかれ人前に出るとあがり、緊張します。
だからあなたはどんなに自己鍛錬をしても、修業のようなことをしても、おそらく30人や50人、100人の前に出るとこれからも緊張して、あがります。


そして、それは仕方のない事なのです。だって、「誰でも人前に出るとあがり、緊張する」のですから、あなただけが「人前に出るとあがらず、緊張しない」はずがないのです。


人には感情があるので自分を「人前に出るとあがらず、緊張しない人間」に変えるのは不可能ですが、「人前に出るとあがり、緊張するが、そのあがりと緊張をコントロールして、リラックスした状態に早く入ることのできる人間」に変えることは可能です。

  

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人前での緊張や震えをほぐすことに成功

あなたも以前の私と同じように人前で緊張する。震える事に悩んでいるのかもしれません。
あなたは人前に出ると心臓の鼓動は高鳴ります。
呼吸が速くなります。手や顔には汗が噴き出ているかもしれません。

これらの反応はストレスに上手く対応していない時の兆候であり不安感の表れだと考えられています・・・でも、本当にそうでしょうか?

大勢の前で司会をするアナウンサーは緊張していないのでしょう?
何万人もの前でパフォーマンスするミュージシャンは震えていないのでしょうか?
人前で話す講師の心臓はドキドキしていないのでしょうか?
・・・緊張して、震えて、ドキドキしています。これが真実です。

人前で緊張して震える事に悩んでいるあなたには意外かもしれません。
でも、年間に100本以上の講演依頼を受けて実際に大勢の前で10年も話している私が言うのですから本当です。しかも、私自身が極度のアガリ症と緊張症と震えで長い間悩んできたのです。

今の私は人前で緊張して震えることはまったくありません。緊張、震え、あがり残念ながら自然には治らないのです・・・。




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アガリ症は自然には治らない!

あなたのアガリ症は時間が経てば経つほどひどくなります

研究結果によるとアガリ症や緊張症は放っておいても治りません。むしろ時間が経てば経つほどアガりの度合いはひどくなります。なぜ、私が極度のアガリ症を克服することができたのか?
それをこちらで全て紹介しています。これはあなたがアガリ症を克服する最後のチャンスです。
 
アガリ症
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人前で緊張しない方法!声が震える!スピーチであがらずに話すには

以前の私は極度の緊張症で人前で話すと声が震えていました。そんな私は今は下記の写真のように大勢の人前で話す仕事をしています。どうやって私が人前で緊張して声が震えるのを克服したのか、その誰にでもできる簡単な2つの方法をあなたにお教えします。

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声の震えは緊張により呼吸が浅くなり、しかも身体が硬直して喉の気道が狭くなるために起こります。
逆に言えば長い息を吐きながら声を出し、かつ喉の気道を広げることができると声の震えはなくなります。

私は長い息を吐きながら声を出すことができて、かつ喉の気道を広げるために下記の2つのことを毎日実行しました。2ヶ月程度で自分でも声質が変わるのが分かりました。そして、その後人前にでても声の震えが気にならなくなりました。


人前で緊張して声が震えないためには長息を練習

長い息を吐きながら声を出すためにもっとも有効な練習のひとつがロングトーンです。これは知人のアナウンサーの方に教えて頂いた方法です。

ハミングの「ん~」という発声をできるだけ長く行ってみましょう。ハミングの音は小さくてよいです。最初は10秒くらいで息が続かなくなる人がいるかもしれませんが、毎日この練習を数分間で良いので続けてみましょう。練習を続けるうちに誰でも20秒~30秒程度はハミングが続くようになります。

ハミングができるようになったら次はは「あ~」と発声しながらできるだけ長く声を出す練習をします。これも声は小さくてよいのでできるだけ長く声を出すようにします。できればずっと同じ声の大きさで声を出すことを意識して長く続けます。これも練習を続けるうちに誰でも20秒~30秒程度は声が一息で長く続けられるようになります。

ハミングと「あ~」の長い発声を20秒~30秒続けられるようになれば、声の震えは7割がたコントロールできるようになります。

人前で緊張して声が震えないためには喉の気道を広げる練習を

誰でも簡単にできるのどの気道を広げて、のどに負担のかからない声の出し方の練習法をお教えしましょう。これも練習すれば誰でできるようになりますので、カラオケに行った翌日も声が枯れなくなります。

まず、最初に立ち上がり、
両足を広めに左右に広げて
前かがみになって
両手を両膝の上において
前傾した姿勢をとってみてください。

学生の頃、野球部に所属していた方は外野で球が飛んでくるのを待っている格好ですね。バレーボール部の方は相手のサーブを待っている時の姿勢が近いです。
下記の写真を参考にしてください。

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この姿勢のまま顔を上げて
胸から喉、そしてアゴにかけてのラインを一直線にします。
アゴを上げて、喉を伸ばす感じです。


あるいはアゴを上げて
腹→のど→口の通路に
1本のパイプが通っているイメージです。


この姿勢のまま声を出すのです。


たとえば
あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
かきくけこ きくけこか くけこかき けこかきく こかきくけ
さしすせそ しすせそさ すせそさし せそさしす そさしすせ
たちつてと ちつてとた つてとたち てとたちつ とたちつて
なにぬねの にぬねのな ぬねのなに ねのなにぬ のなにぬね
はひふへほ ひふへほは ふへほはひ へほはひふ ほはひふへ
まみむめも みむめもま むめもまみ めもまみむ もまみむめ
やいゆえよ いゆえよや ゆえよやい えよやいゆ よやいゆえ
らりるれろ りるれろら るれろらり れろらりる ろらりるれ
わいうえを いうえをわ うえをわい えをわいう をわいうえ


これを毎日数分でも続けると
のどに負担をかけずによく通る明るい声が出せるようになります。


人前で緊張して声が震えるという方はこのこの2つをまずは2週間試してみてください。自分ではっきりと声が変わってきたことが分かりますから。

プロのアナウンサーや歌手にもアガリ症の人はたくさんいます。でも、声が震えないですよね。それはなぜかと言うとこのような練習を行っているからです。私も今はプロの講演家ですが、本当にこの方法で緊張による声の震えを克服しました。ぜひ、お試しください。


アガリ症で人前で緊張して手や声が震える人にスグ利く10か条と動画」や「緊張で人前で手指や声が震える!子供の頃から悩んだアガリ症改善思考」にも記事がありますので読んで、あなたのアガリ症や緊張症の改善に役立ててください。



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