講演依頼講師 酒井とし夫の講演会ブログ

講演依頼講師として講演会で圧倒的な実績の酒井とし夫の講演実績や講演会の感想を紹介したブログです。講演会講師・酒井とし夫は雑誌プレジデントやフジTVでも紹介されている人気講師です。

タグ:人前緊張

人前での緊張や震えをほぐすことに成功

あなたも以前の私と同じように人前で緊張する。震える事に悩んでいるのかもしれません。
あなたは人前に出ると心臓の鼓動は高鳴ります。
呼吸が速くなります。手や顔には汗が噴き出ているかもしれません。

これらの反応はストレスに上手く対応していない時の兆候であり不安感の表れだと考えられています・・・でも、本当にそうでしょうか?

大勢の前で司会をするアナウンサーは緊張していないのでしょう?
何万人もの前でパフォーマンスするミュージシャンは震えていないのでしょうか?
人前で話す講師の心臓はドキドキしていないのでしょうか?
・・・緊張して、震えて、ドキドキしています。これが真実です。

人前で緊張して震える事に悩んでいるあなたには意外かもしれません。
でも、年間に100本以上の講演依頼を受けて実際に大勢の前で10年も話している私が言うのですから本当です。しかも、私自身が極度のアガリ症と緊張症と震えで長い間悩んできたのです。

今の私は人前で緊張して震えることはまったくありません。緊張、震え、あがり残念ながら自然には治らないのです・・・。




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緊張やアガリ症で声が震える人のための緊張アガリ症対策発声法

緊張やアガリ症で声が震える・・・以前の私もこの緊張やアガリで声が震え、ビブラートすることに長年悩んでいました。

人前に立つと緊張のあまり声がうわずり、喉はカラカラ、手も震え、足はガクガクしていました。そんな私が今は講演会の講師として全国を周っています。だから、私は緊張やアガリ症で声が震える不安や恐怖が良く分かります。

机上の空論ではなく本当に極度の緊張症でアガリ症のために人前にでると声が震えていた私が実際に行ってきた緊張アガリ症対策発声法を下記に書きますので、緊張やアガリの克服にお役立てください。

緊張やアガリ症で声が震える人のためのボイストレーニングについて

アガリ症・緊張症の人は大勢の人の前で発する自分の第一声を聞いて、声が震えていること、声のか細さ、弱さ、うわずった感じを自分で認識します。

それによって自分が緊張してあがっていることを認識して、さらに緊張してアガルる・・・という悪循環を繰り返します。。

これをボイストレーニングによって普段から太く、張りのある、頼もしい、遠くまで通る声を手に入れればよいのです。そしてこれはそれほど難しくはありません。

ボイストレーニングによって普段から太く、張りのある、頼もしい、遠くまで通る声を出せるようになれば、大勢の人の前で発する自分の太く大きな第一声を聞いて、
「今日はイケる!」
と認識することができ、人前で話す成功体験を積み重ねることができます。

 →アガリ症は自然には治りません!時間が経つほどひどくなります

緊張やアガリ症で声が震える人のための口の開け方

声が細く弱々しい、また滑舌(かつぜつ)が悪い一番の要因は口の開け方が小さいということです。母音の口の形は下記が基本です。

人差し指、中指、薬指をタテに3本重ねてください。この3本がタテに入る口の開け方が「あ」の口です。

次に人差し指、中指をタテに2本重ねてください。この2本がタテに入る口の開け方が「え」の口です。

「い」は指を1本挟む口の開け方です。

「お」を口の中に大きな空間をつくる感イメージで開けます。

「う」は唇を突きだし、タコの口のようにします。


これらの口の開け方を少し意識するだけであなたの声はボリュームのある、太く、聞き取りやすい声になります。

 →誰にも知られずにアガリ症を克服してみませんか?

緊張やアガリ症で声が震える人のための口のストレッチ

緊張やアガリ症で声が震える人は人前にでると口の周りの筋肉や舌が緊張で硬直しがちです。人前に出る前に次のように口や舌のストレッチを行い、口と舌を柔軟にします。

1.唇を横に広げて「いー」と言いながら口を8秒広げる。
2.唇を突きだして「う~」のと言いながら口を8秒突き出す。
3.2回ずつ繰り返す。
4.唇を上下の歯ではさみ、その後「ぱっ」と言いながら10回声を出す。
5.唇びるをブルブルーと振るわせる。ぶんぶんぶんをその状態で歌う。

・舌のストレッチ
1.舌を左右に10回動かす。
2.舌を上下に10回動かす。
3.舌で左右の頬の内側を交互に押す。10回。
4.口を閉じたまま舌を唇と歯の間に入れて回す。左右3回。
5.リップロール(舌をダラララーと振るわせる)をする。

緊張やアガリ症で声が震える人のための声帯の広げ方
緊張やアガリ症で声が震える人は喉に負担をかけない声帯を広げる感覚をつかむと声の震えがなくなってきます。具体的には下記の方法でその感覚をつかみます。

1.割りばしを両奥歯で挟んで発声する。
2.両手の小指を両奥歯で挟んで発声する。
3.少し咳払いをしてから発声する。
4.口を閉じたままあくびをする。

・息の通り道を作る感覚を手に入れる
1.仰向けに寝て横になります。
2.おへその下に手を置き、鼻からゆっくりと息を吸いお腹が大きく膨らむようにします。
3.吸った息をおへその下に移動させるイメージをします。
4.細く長く息を吐きます。このときに口から糸が出ているイメージで天井に向かって遠くまで息を吐ききるようにします。

 →自宅で緊張症とアガリ症を改善するには?

緊張やアガリ症で声が震える人のための基礎的な発声練習

「ん~」とハミングするように発声して息を伸ばす。約8秒。3回繰り返す。
「ん~」とハミングするように発声して息を伸ばす。約4秒。続けて「あ~」と発声して息を伸ばす。約4秒。3回繰り返す。
「ん~。あ~。ん~。あ~。」と交互に2秒ずつ発声する。約16秒。
「ん。あ。ん。あ。」と交互に2秒ずつ発声する。約16秒。
「あ~」と発声する。約10秒。
「あ。あ。あ。あ。」と発声する。約10秒。

 →人前で話す時に緊張せずに堂々と話してみませんか?

緊張やアガリ症で声が震える人のためのロングトーン

20~30秒程度声を伸ばせると震えない声になる。
「ん~」とハミングしながらできるだけ長く声を出す。声は小さくてよい。
「あ~」と発声しながらできるだけ長く声を出す。声は小さくてよい。

 →人前で話す時に手の震えや声の震えを自宅で治すには?

緊張やアガリ症で声が震える人のための響く声をつくる練習

アゴを引き、胸から発声するイメージで
「お~、あ~。お~、あ~。お~、あ~。お~、あ~。」と発声。
先ほどより少し伸ばして
「お~~、あ~~。お~~、あ~~。お~~、あ~~。お~~、あ~~。」と発声。
今度は短く
「おあ。おあ。おあ。おあ。」と発声。

 →アガリ症は自然には治りません!これが最後のチャンスです

緊張やアガリ症で声が震える人のための遠くに声を飛ばす練習

良い姿勢で立つ。
10m先の壁に向かって声を飛ばすイメージで発声を行う。20秒
「ん~(ハミング)あ~~~~~~。」

次に50m先のビルに向かって声を飛ばすイメージで発声を行う。20秒
「ん~(ハミング)あ~~~~~~。」

 →緊張症とアガリ症に悩む人は真面目で完璧主義で減点主義で公的自意識が高い人です

緊張やアガリ症で声が震える人のための滑舌を良くする練習 その1

毎日1回下記を練習しましょう。

あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
かきくけこ きくけこか くけこかき けこかきく こかきくけ
さしすせそ しすせそさ すせそさし せそさしす そさしすせ
たちつてと ちつてとた つてとたち てとたちつ とたちつて
なにぬねの にぬねのな ぬねのなに ねのなにぬ のなにぬね
はひふへほ ひふへほは ふへほはひ へほはひふ ほはひふへ
まみむめも みむめもま むめもまみ めもまみむ もまみむめ
やいゆえよ いゆえよや ゆえよやい えよやいゆ よやいゆえ
らりるれろ りるれろら るれろらり れろらりる ろらりるれ
わいうえを いうえをわ うえをわい えをわいう をわいうえ

 →アガリ症と緊張症を克服して新しい人生を手に入れてみませんか?

緊張やアガリ症で声が震える人のための滑舌を良くする練習 その2

下記をひと言ずつはっきりと発声しましょう。

「イウ・イウ・イウ・イウ」 「エオ・エオ・エオ・エオ」
「アオ・アオ・アオ・アオ」 「ラナ・ラナ・ラナ・ラナ」
「レネ・レネ・レネ・レネ」 「リニ・リニ・リニ・リニ」
「ロノ・ロノ・ロノ・ロノ」 「ルヌ・ルヌ・ルヌ・ルヌ」

 →アガリ症と緊張症は年齢を重ねるほどひどくなります

その他の記事

下記の記事でも緊張症やアガリ症の方へアドバイスを書いたので参考にしてください。


→ 人前で緊張しない法|アガリを克服した実話

→ 緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震える人へアドバイス


補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

mimi06



「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

このあがりをコントロールする8つのステップを収録した動画をこちらのセミナー動画であなたに公開します。つい最近もこの動画をご覧頂いた方から下記のメッセージを頂きました。

agari01


他にもこちらのようにアガリを克服した感想を多数頂いています。

 
あなたもあがり症を克服できます。
緊張を克服し人前であがらずに話し、そして、今こそ新しい人生を手に入れませんか?

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緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震える人へアドバイス

緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震える人・・・それが私でした。その私が今は講演会の講師として数百人の前で話をするようになりました。これは本当の話です。

下記の記事でも緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震える人へアドバイスを書いたので参考にしてください。


→ 人前で緊張しない法|アガリを克服した実話


緊張で声や手が震えるのは真面目な証拠

真面目な人ほど人前に出ると緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震えます。
真面目だからこそそうなるのです。

適当な性格の人は人前で話すことにそれほど重きを置いていませんから準備も練習もしません。真面目な人は準備を完璧にしようとしますが、そのせいで至らない点に多々気づきます。

真面目な人ほどいたらない点を何度も反省するので、どんどん人ほど人前に出ると緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震えるということを覚えておいていください。

真面目な人ほど「足りない点」「至らない箇所」に目が向きがちなので、人前に出て緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震えたことを何度も思い出し反省します。

しかし、失敗体験を何度も思い起こすとその記憶は側頭葉に保存されて長期記憶になってしまいます。そのため次に人前に出たときもその長期記憶がよみがえるのです。えてして適当な人は失敗したことも忘れるので記憶に残りません。

緊張で手や声が震える人ほど成功した部分を反芻すべし

真面目な人が長期記憶すべきは成功した部分、できた部分です。
少しでも次のようなことがあればそれを反復して思い起こしたほうが良いです。

話す直前に天井を見上げたら落ち着いたこと、名前を呼ばれてマイクに向かう時に案外落ち着いていた自分を客観視できたこと、マイクを握る手がリラックスしていた感触、大地を感じながら足元がしっかりしていた感覚、第一声が大きくはっきりと口からでた瞬間、参加者の顔を見ることができたこと、うなずく人がいたこと、視線を動かして話が出来たこと、ウケたシーン、場内の雰囲気を和らげる笑い声、うなずく人が多かった話題を話している自分、拍手の音、みんなが真剣な表情で自分の話しに聞き入っている光景、万雷の拍手等「良く出来た部分」を何度も思い返します。

そして、自分で自分にこう言葉をかけます。
「よくやった。俺は(私は)偉い。」
これが「成功体験の積み重ね」となります。
その成功体験が側頭葉に保存されて長期記憶になり、次回人前に出たときもその長期記憶がよみがえるので自信になります。

真面目な人ほど完璧を目指すので
「70点の出来だった。なぜのろこ30点がうまくできなかったのだ。
ダメだな自分は・・・」
と至らない点を繰り返し反省します。

70点はできているのです。どうせ記憶するならそこを記憶するようにします。
たとえ20点の出来でも、プラス2割はできているということです。
そこを自分でほめてあげましょう。


緊張で手や声が震える人へのアドバイス

もし、あなたが人前に出て緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震える人であればアドバイスがあります。

それは・・・
できていない部分ではなく、できている部分を意図的に見つけて、それを思い返すということです。

人前で話すことを了承した時点ですでにたいしたものです。
そのために準備をしたあなたは素晴らしい。
そして、勇気を振り絞って人前に出たというそのことだけでも賞賛ものです。

できていることを1つ1つ増やせば良いだけです。
自分は人前に出ると緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震えると自覚している人は、自分は人の数倍真面目であるとても良い人だということも自覚してください。

えてして人前で緊張しない人の話は冗長で面白くなく、
緊張する人の方が身のある話をするものです。


補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

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「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

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あなたもあがり症を克服できます。
緊張を克服し人前であがらずに話し、そして、今こそ新しい人生を手に入れませんか?

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人前で緊張しない法|アガリを克服した実話

人前で緊張しないように、アガらないように私は下記にも書いたようにいろいろなことを行ってきました。



その中でもっとも効果が高かったのは意識の切り替えです。
以前の私は人前に立つと
「やばい、心臓がドキドキしたきた・・・」
と思い、余計に緊張度合いが増していました。

しかし、心理学のつり橋実験のことを知り、意識が少し変わりました。


人前で緊張しないためには視点や意識を変える

つり橋実験とはつり橋の上で出会った男女は、通常の状態で出会った男女に比べてお互いに相手に対して強い好感を覚えることが確かめられた実験です。

これは、つり橋の上で出会った男女は不安定に揺れるつり橋の上にいるという恐怖によって心拍数が上昇している自分の状態を、相手への好意によって心拍数が上昇しているのだと錯覚することに原因があると考えられています。

つまり、「ドキドキしている」から「自分は相手に好意があるのだ」と思ってしまうということです。別の例で例えると人は「笑っている」から「自分は楽しい」と思ったり、「泣いている」から「自分は悲しいのだ」と理解するということです。

スピーチ、会議、プレゼン、講演の時間が近づいてくると心拍数が上がってきますが、本当にそれは「緊張」や「不安」から来るものでしょうか?

単なる心拍数の上昇は好意や楽しみからも生まれます。また、好きな異性を前にしても心拍数は上昇しますし、楽しい映画を見たり、好きなアーチストのライブでノッていても心拍数は上昇します。

だから、私やあなたのドキドキは「人前で話をする不安」からではなく、これから起こることに「ワクワクしているから」なのかもしれません。

そのため、ある時から私はスピーチ、会議、プレゼン、講演の時間が近づいてきて心拍数が上昇してくると「あっ、マズイ。ドキドキしてきた。」とは考えないようにしました。そうではなくこう考えたのです。
「おっ!ワクワクしてきた。」

実際に私の講演台本の表紙にはいつも「ワクワク」と書いてあるのですが、講演直前に心拍数が上がってくると、この言葉を目にして「おっ!いいぞ。今日もワクワクしてきた。」と思うようにしています。

実際に「ワクワクしてきたぞ!楽しみ楽しみ!」と独り言のように口にも出します。すると不思議なことに「よし、楽しもう。」と気分がプラスに変わっていくのです。こう思った瞬間から不思議と落ち着くのです。


人前で緊張するのは当たりまえ。アスリートも緊張する

今、人前で緊張しないように、アガらないようにと悩んでいる人はにわかには信じられないかもしれませんが、次のことをイメージすると腑に落ちやすいかもしれません。

たとえば100m競技のアスリートがオリンピックに出場し、決勝戦に進んだとします。
大歓声のなか、居並ぶ競合とこれから決勝が始まります。

当たり前ですが心臓はドキドキしているはずです。
もしかすると喉がカラカラで、手や指先も震えているかもしれません。
異様に興奮している状態です。尋常ではありません・・・・だから、世界記録のような普段では出せない記録も出るのです。

心臓がドキドキして喉がカラカラで、手や指先も震えていることが悪いのではないのです。身体の興奮が悪いのではなく、
「やばい、心臓がドキドキしたきた・・・」
と不安に思う気持ちがいけないのです。(これを認知的不安と言います。)

決勝に進んだ誰も皆が心臓はドキドキしているはずです。
でも、スタートラインに並ぶ選手の中で大きく2つのタイプに分かれます。

1つ目のタイプは心臓のドキドキを
「やばい、心臓がドキドキしたきた・・・」
と認知するタイプ。

2つ目のタイプは心臓のドキドキを
「おっ!心拍数が上がってきた!これは普段以上のパフォーマンスが出るぞ・・・」
と認知するタイプ。

さて、どちらの方が普段以上の実力を発揮できるでしょうか。
そうです。後者です。

同じ心臓のドキドキであっても
不安と認知するか、良い兆候と認知するかでその後の結果が変わるわけです。


プロ野球選手が9回裏ツーアウト満塁一打逆転の場面で自分に打順が回って着た時に、誰ももドキドキするはずですが、
「まずいところで打順が回ってきたな・・・」
と認知するか
「よし、明日のスポーツ新聞一面は俺だ!」
と認知するかで、結果が変わってくるのと同じです。

人前で緊張してきたらワクワクだと思い込むのが緊張症克服の第一歩


つり橋上でのドキドキが恐怖や不安から来るものなのか、相手に対する好意から生まれるものかが判別がつかないというのと同じです。
その心臓のドキドキをどう認知するかで、その後の結果が大きく変わるのです。

人前に出て心臓がドキドキしてきたらアガリ症の人は
「やばい・・・」
と認知しますが、人前で話すことが好きな人は
「おっ!ワクワクしてきた。」
と認知できるのです。
ある意味でこれは思い込みです。

ちょっとしたことなのですが、実はこの思い込みはとても効果があります。

人は自分の行動や外部の情報(=心拍数の上昇)を手がかりに、自分自身の感情(=緊張している)を理解します。

しかし、その理解は意識によって変える(=ドキドキではなくワクワクなのだ)ことができます。あなたの心拍数の上昇もこれから行うスピーチ、打ち合わせ、プレゼン、講演をワクワクと心待ちにしているから生じるものなのかもしれません。

興味と関心のある方は次に人前に出る機会があったときに心臓がドキドキしてきたら自分に言い聞かせてみてください。
「おっ!ワクワクしてきた。」


極度の緊張症でアガリ症だった私が、今、全国で講演家として活動できている一番大きな要因はこの認知の差、つまり思い込みだと断言できます。

補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

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「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

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緊張不安とあがり症で頭痛や吐き気!そんな私が今は人前で話せる秘密

緊張不安とあがり症で頭痛や吐き気がすることはしょっちゅうありました。
メルマガやブログでも書いたことがありますが、私は20代の頃、広告制作会社を運営していました。

緊張不安とあがり症の私はプレゼンでクライアント(お客さん)に緊張を悟られまいとしていました。緊張感を隠すためにプレゼンの前に何度も何度も何度も繰り返し繰り返し一字一句を暗誦するように練習しました。

その結果は・・・やはりプレゼン前には緊張不安とあがり症から頭痛や吐き気がして、思うように仕事の受注ができずにボロボロになることが多々ありました。

しかし、あるプレゼンの時に私はなぜか熱くなってしまい、時間も考えずに熱心に自分の考えをクライアントに語り続けたことがあります。プレゼン終了後、それまでのプレゼンの満足度とは比べ物にならないくらいに自分自身の中で充実感と達成感がありました。もちろんプレゼン中は自分が緊張していることすら忘れていました。

その日、事務所に帰る電車の中で「これだ!!」という感覚ができたのです。


緊張不安やあがり症で頭痛や吐き気がしていた私でしたが・・・

それ以降、プレゼンでは「上手く話そう」とはせずに、「熱く語る」ことを心掛けました。自分で考えた企画を「上手く話す」のではなく、自分の信じることを「熱く語る」のです。

熱く語っていると次第に緊張感などどこかへ行ってしまい、熱弁をふるっている自分が居るだけになります。一種の没頭状態です。

自分を飾らずにありのままストレートに出している、あるいは自分に酔っているという表現の方があっているかもしれません。スマートではなく、泥臭いのですが、キレイに格好良く、上手にまとめる、のではなく、自分を飾らずに、単に思いを熱く語るという姿勢です。

その後、クライアントにも私の熱意が伝わるようになったせいかコンペ形式のプレゼンテーションでは連戦連勝で勝ち続けていた時期があります。


披露宴のスピーチなら「上手く、格好良く話す」のではなく、新郎新婦の幸せを心から願う、その気持ちを正直に言葉に乗せて「熱く語る」のです。

プレゼンなら「上手く、格好良く話す」のではなく、クライアントの成功を考えて用意した企画やアイデアやデザインを、その気持ちを正直に言葉に乗せて「熱く語る」のです。

講演会なら「上手く、格好良く話す」のではなく、自分の知識や経験を1つでも2つでも参加者の方の役に立つように話したい、その気持ちを正直に言葉に乗せて「熱く語る」のです。


私は今は講師という仕事をしていますが、長年アガリ症と緊張症に悩んできたので、あなたの苦しみはよく分かります。他にも下記の記事を書いているので読んでアガリ症や緊張症の克服・コントロールに役立ててください。

補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

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「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

このあがりをコントロールする8つのステップを収録した動画をこちらのセミナー動画であなたに公開します。つい最近もこの動画をご覧頂いた方から下記のメッセージを頂きました。

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他にもこちらのようにアガリを克服した感想を多数頂いています。

 
あなたもあがり症を克服できます。
緊張を克服し人前であがらずに話し、そして、今こそ新しい人生を手に入れませんか?

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あがり症で緊張しいの方へ!人前で緊張をほぐしアガらずに話すには?

人前に出るとアガリ症や緊張症で悩む人は多い。
企業経営者でもこれで悩んでいる人は結構多い。

「習うより慣れろ」
とも言われる。

でも、私の経験から言うと
アガッている状態を何度経験しても、
アガらないようにはなかなかなれない。

いくつかの自分なりのアガらない方法を試して、アガりが緩和された状態で
「俺もイケるかも!今日は大勢の前でもあまり緊張しなかった!」
という成功体験を繰り返していくと自信がつく。

以下は私なりに試みて成果のあった方法である。

(1)視線を上げる。
(2)息をゆっくり2、3回吐き出す。
(3)ドキドキではなくワクワクを感じる。

あがり症で緊張しいの方へ!視線を上げよう

(1)は大勢の前で話す前には意識的に斜め前方の天井を見るように視線を上げるということ、絶対に視線を下に下げたまま本番を迎えてはいけない。
人は視線を下げると内部対話が始める。「やべぇ・・緊張してきた」と自分と会話を始めてしまうのである。だから視線は上にする。

あがり症で緊張しいの方へ!口をすぼめた深呼吸を

(2)は口を小さくすぼめて「ふ~っ」と2、3回深呼吸をする。
たいていの人は大勢の人前に立つと興奮して呼吸が早くなり自律神経の交感神経が優位になる。交感神経ではなくリラックスを支配する副交感神経を優位にさせたいのだが、そのためには息を吐くことだ。2、3回ゆっくりと息を吐くことにより、副交感神経を優位に導くことができる。

あがり症で緊張しいの方へ!焦点を当てる意識を変えよう

(3)以前、焦点化の記事でも書いたが何に焦点を当てるかにより、人の心は大きな影響を受ける。
「ドキドキしてきた」と考えれば、ドキドキすることに意識が集中してそれを立証するための情報ばかりに目が行く。
しかし、「ワクワクしてきた」と考えれば、ワクワクすることに意識が向く。
自分の心臓の鼓動早くなっている理由が「ドキドキ」なのか「ワクワク」なのかは自分で選べるのだ。
(100m全力で走ってから人前に立ってみたら、心臓のドキドキが走ったことが理由なのか、人前にいることが理由なのか分からないでしょ。)

あがり症で緊張しいの方へ!他の克服法

私も長年アガリ症と緊張症に悩んできたので、あなたの苦しみはよく分かります。他にも下記の記事を書いているので読んでアガリ症や緊張症の克服・コントロールに役立ててください。




→ 緊張不安アガリ症の人へのアドバイスでリラックスできた!


補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

mimi06



「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

このあがりをコントロールする8つのステップを収録した動画をこちらのセミナー動画であなたに公開します。つい最近もこの動画をご覧頂いた方から下記のメッセージを頂きました。

agari01


他にもこちらのようにアガリを克服した感想を多数頂いています。

 
あなたもあがり症を克服できます。
緊張を克服し人前であがらずに話し、そして、今こそ新しい人生を手に入れませんか?

本気で緊張症やアガリ症を克服したい方はこちらをクリックしてください。

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緊張不安アガリ症の人へのアドバイスでリラックスできた!


緊張不安アガリ症の人からの電話

電話が鳴りました。
「酒井さんですか?」
「はい」

「私、すっごいアガリ症緊張症なんですが、人前に出て話すこともあって、その時に、心臓がドキドキして、頭がか~っと熱くなって、全然落着けないんです。どうしても落ち着こうとすると余計に緊張して、心臓が飛びでるくらい舞い上がってしまい、あがらないようにしようと思うんですけど、もうどうにもならないくらいに心臓がバクバクして、全然落着けないんですが、どうしても話をしなくてはいけないことがあって、もうどうしていいんですか。酒井先生もすっごいアガリ症だったって言ってましたけど、それはどうやって克服したんですか。先生、とても話が上手いじゃないですか。すごいな~と思うんですが、私はもう人前にでて話をしなくちゃならいんですが、ドッキンドッキンして緊張して、ダメなんですが。どうすればいいですか?と思って電話したのですが、鏡の前で笑顔の練習とかしてててその場に立つとダメなんです。すっごく、本当に、自分でも訳が分からないくらい緊張してアガっちゃってダメなんです。上手な話をしたいというよりは、その前段階で落ち着きたいんです。先生とかお話がすっごく面白いし上手じゃないですが。そういうことではなくて落ち着くにはどうしたらいいのかって思っているんですけどダメなんです。普段はいいですけど、どうしたらいいんでしょうか。本当にもうどうにかしたいんです。」

・・・・すっごい早口でだ~っと電話の向こうで話が進む。


緊張不安アガリ症の人へのアドバイス

話がひと段落したかな、と思った時に私はこう伝えました。

「そう、人前でアガるんだね。ドッキンドッキンして緊張するんだね。
ちょっと天井を見上げて3回深呼吸をしてリラックスしてもらってもいい?」

すると電話の向こうで深呼吸をする声が聞こえた。
そして、私はさらにこう伝えました。(※1)

「あなたのお話を聴いていると呼吸が浅い感じがします。」
「え~、なんで分かるんですか?」
「だって、息継ぎしてないし、呼吸が早いので口調も早いよね。」
「そうなんです。私は呼吸がこんな感じで早くなるんです。」
「ところで、今のあなたの話し方はさっきまでとは違ってスピードがゆっくりとして、リラックスしているのが自分で分かる?」
「あっ!はい、本当ですね。リラックスしています!」(※2)
「人前で話す時も同じだよね。さっきと同じ調子じゃ緊張するよね。
まず自分がどうなるのかを気づくことが大事。それからじゃあ、どうすればいいのかを考えて実行するんだよ。」
「はい!分かりました。ありがとうございます!」

電話の向こうで話す彼女の声が(※2)の瞬間から明らかに口調が変わったのが私には分かりました。

おそらく、自分の無意識な状態に自分で気づいた瞬間です。

緊張不安アガリ症の人とリラックスできる人の差は案外小さい

もし、私が(※1)の後でアガリ克服の具体的なスキルをいくつか説明してもおそらく彼女はこう返答したと思います。

「でも、私にはそれが出来ないんです。
 だから困っているんです。」

強制、指導ではなかなか人は自分の問題や課題に自発的に能動的に取り組もうとしません。むしろ拒絶が出ます。するといつまでもアガる自分に固執することになり問題は解決できません。

もちろん、能力の低い相手や経験の少ない相手には強制や指導も時には有効だけれど、
「緊張する自分もいるし、リラックスできる自分もいる。そしてその差はあんがい小さい」
と自分で気づくことができれば、次の一歩のつながりやすい。

そして大抵の場合、その課題を解決する自分なりの方法が見つかります。

アガリ症緊張症で人前に出ると緊張や不安を感じる人は100%こう言います。
「私は極度のアガリ症なのです。」

そう、それはその通りだと思います。
でも、24時間365日アガって緊張はしませんよね。
「緊張する自分もいるし、リラックスできる自分もいる。そしてその差はあんがい小さい」
ということに気づけば、それがアガリや緊張症コントロールの第一歩です。

まず、
「私、すっごいアガリ症緊張症なんですが、人前に出て話すこともあって、その時に、心臓がドキドキして、頭がか~っと熱くなって、全然落着けないんです、そして・・・・・」
と浅い呼吸で早口で話している自分に気が付くように、少し深呼吸をして立ち止まってみましょう。


あなたにも
「緊張する自分もいるし、リラックスできる自分もいる。そしてその差はあんがい小さい」
ということが少し分かるはずです。

あとは、少しの技術的なスキルを身に付けて、短い時間でいいので人前で話す機会を作ることです。
私はそうやって極度のアガリ症を克服しました。
だから、きっとあなたにもできます。

補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

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「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

このあがりをコントロールする8つのステップを収録した動画をこちらのセミナー動画であなたに公開します。つい最近もこの動画をご覧頂いた方から下記のメッセージを頂きました。

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他にもこちらのようにアガリを克服した感想を多数頂いています。

 
あなたもあがり症を克服できます。
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緊張しない考え方とスキル!人前緊張やアガリ症を克服する一歩

緊張症で悩んでいました・・・私は今でこそ講演家として活動をしているけれど、実は極度の緊張症で悩んでいました。

そこで、今日はアガリ症や緊張過剰の乗り越え方について書こうと思う。


緊張しない考え方とスキル アンカリング

「人前に出ると緊張してアガるんだよ・・・。」
と言う人は結構多い。

緊張やアガリ症対策でよくあるのが
「手のひらに人と言う字を書いて飲み込む」
というもの。

しかし、経験者は分かると思うけどこれはあまり効かない。
「手のひらに人と言う字を書いて飲み込む」という動作を効果のあるものにするためには普段から次のようなことを繰り返していると良い。

(1)深呼吸をしたり、お風呂に入る、あるいは好きな音楽を聞くなどして自分なりにリラックスした状態を作る。

(2)その状態で手のひらに人と言う字を書いて飲み込む。

これを繰り返すと手のひらに人と言う字を書いて飲み込むという動作とリラックスした状態が結びつく。

その条件づけができていれば人前に出て「手のひらに人と言う字を書いて飲み込む」という動作は機能する。これは心理学のアンカリングというスキルになる。
これはスポーツ選手が試合前に独特の“しぐさ”で集中力を高めるのと同じ。


緊張しない考え方とスキル 視線の使い方

視線の使い方だけでも緊張感をコントロールすることは可能である。アガリ症な人は大勢の前に立つと視線が下を向いてしまったり、天井を見上げてしまうことが多いがこれはよろしくない。

想像して欲しいのだけれどあなたは採用試験の面接する側と面接される側ではどちらが緊張すると思うだろうか?

そう、当たり前だけど面接される側の方が緊張する。それは「観察される側」だからだ。「観察する側」はそれほど緊張しない。

つまり、あなたも大勢の人前に立った時には「観察される側」ではなく「観察する側」に立たねばならない。

人が緊張しすぎるときは得てして心が「自分」に向いている。「自分はみんなからどう見られているのだろう」という自意識過剰な状態なのだ。ところが意識的に「観察する側」になると、それは心の軸が「自分」ではなく「相手」に移り、強い自意識が外れる。その結果、緊張感が過度にならないで済むのである。

こういったスキルはまだまだたくさんある。その中から自分に合ったものを2つ、3つ知るだけで緊張やアガリはかなり上手くコントロールできるようになる。

下記の記事でも緊張やアガリ対策に関する記事を書いてあるので緊張症やアガリ症の人は読んで役立ててほしい。





ほんの少しの意識の差と身体の使い方でアガリや緊張はコントロールできる。

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緊張症アガリ症のあなたに緊張を和らげるコツを教えます

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

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「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる


あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

このあがりをコントロールする8つのステップを収録した動画をこちらのセミナー動画であなたに公開します。つい最近もこの動画をご覧頂いた方から下記のメッセージを頂きました。

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あなたもあがり症を克服できます。
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