講演依頼講師 酒井とし夫の講演会ブログ

講演依頼講師として講演会で圧倒的な実績の酒井とし夫の講演実績や講演会の感想を紹介したブログです。講演会講師・酒井とし夫は雑誌プレジデントやフジTVでも紹介されている人気講師です。

タグ:緊張

緊張赤面震えアガリ症に効く!筋弛緩法

筋弛緩法(きんしかんほう)とは名前だけ聞くと難しそうですが、実際に次の方法です。これが意外と緊張赤面震えのアガリ症に効きます。

数秒間、両肩にギュ~ッと力入れて身体を緊張させます。次の瞬間にストンと筋肉を緩めます。

あるいは背中を丸めるようにぐっと力入れて身体を緊張させます。次の瞬間にス~っと筋肉を緩めます。
太ももにギュ~ッと力入れて身体を緊張させます。次の瞬間にパッと筋肉を緩めます。首から顔にかけてギュ~ッと力入れて身体を緊張させます。次の瞬間にふっと筋肉を緩めます。


力を入れた状態の身体の固さや緊張感と、すっと力を抜いたときの弛緩状態の落差を感じることがポイントです。これが筋弛緩法(きんしかんほう)です。リラックスを感じるために、その前に意図的に緊張感を自分で作るリラクゼーション法になります。

研究結果によると緊張赤面震えアガリ症は放っておいても治りません。むしろ時間が経てば経つほど度合いはひどくなります。真剣に克服・改善をしたい方はこちらをお読みください。 
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スピーチやプレゼンで緊張する!アガリ症対策に成功した法

人前でスピーチやプレゼンを話をする際には「原稿」あるいは「構成台本」「脚本」を是非準備してください。

「事前に言うことを考えると余計に緊張するから、その場で思いついたことを話す」
という人がいますがそれは単なる逃げ、言い訳です。

プロのミュージシャンや俳優や講師、あるいは経営者が事前の準備なしで大勢の人前に出ることは絶対にありません。


「原稿」あるいは「構成台本」「脚本」の作成には時間をかけてじっくりと取り組んでください。そして、作成の際には「起承転結」や「全体の構成」を最初に決めてから話す内容を考えるようにしてください。


また、30分以上にわたる話をする場合には「章立て」で原稿を書くようにします。
プロローグ、第一章、第二章、第三章・・・エピローグという章立てです。このような起承転結や章立てを考えておくと、本番当日中にもしも言葉に詰まってもリカバリーが楽になります。


もし、細かく原稿を書いておかないと不安な人は一字一句書き記してください。この段階で原稿をパソコンや手書き原稿できっちりと作りこんでおくと、話の構成や大まかな内容は必ずあなたの頭に入っています。


その後、実際に話をする練習をしますが、練習のポイントが5つあります。


1つ目のポイントは「原稿を一字一句間違えないように暗記する練習」はやらないようにします。以前の私は当日話す内容を完璧に暗記しましたがあがり症は克服できませんでした。スピーチの原稿やプレゼンの台本を一字一句間違えないように暗記しても、人前に出るとあがるのです。大切なのは「リラックスすること」であり、「話の内容を一字一句を暗記すること」ではないということです。


2つ目のポイントは「立って話をすること」です。
人前での話しは立って話をするというシチュエーションが
多いので練習時にも必ず立って練習を行ってください。
座って話すのと立って話すのとでは「安定感」が違って
くるからです。


緊張感の中で立つとふらふらとする感覚が襲ってくる場合があります。
そこでバランスをとろうと足に力を入れると、緊張のあまり足に力が入りすぎ、足が震え、その震えを自分で自覚することによって、「自分は緊張している」と考えてしまい、余計に緊張の循環に入ってしまうことがあります。

そのため練習も立って行い、無理な力が足に入らないように、少し左右の足に重心を入れ替えながら話を行います。話の途中で適宜、会場の左奥や右奥を見るようにイメージすると、自然に左右の足に重心を入れ替えることができます。


3つ目のポイントは「練習しすぎないこと」です。起承転結や章立てを考えて、原稿を作成している時点で話の骨子は必ずあなたの頭の中にはいっています。そのため、事前の練習は何度も何度も繰り返す必要はありません。


最大でも5回程度で十分です。私は講演台本やスピーチ原稿を時間をかけて作り上げたら、事前練習は本番の2週間前~1週間前に1回、そして直前に1回行うだけです。


練習は一字一句を覚えようとするのではなく、「全体のストーリー」「構成」「流れ」をつかむことが大切です。一字一句を覚えようと練習して本番で言葉につまると「どこまで話をしたのか分からなく」なり、その結果として頭が真っ白になってしまいますが、話す内容の起承転結をつかんでおくと、本番途中で言葉につまっても話をつなげやすくなります。


また、人前で話すことに慣れるまでは原稿や話す内容の構成を書き記したメモを持参した方が良いでしょう。そのため事前練習でもその原稿やメモを持ちながら練習を行いましょう。


4つ目のポイントは「家族に聞いてもらうこと」です。あがりを克服しようとしている最初のうちは事前練習で家族の人や友だちに聞いてもらうと良いでしょう。これは話の内容を家族や友だちに吟味してもらう、というよりも、あなたが人前でその話を行う、ことが重要です。


そのため、あなたの話す内容に対してのコメントは家族や友だちに求めなくても結構です。ただ、その話を、人前で、一度、話す、経験をしておく、ということが大切です。
聞いてくれる家族がいない場合には鏡の前で練習をします。


5つ目のポイントは「服装」です。
最終練習はできればスピーチ当日と同じ服装で練習をします。練習時にラフな格好で練習をしていて、当日にノリの効いた固いワイシャツとネクタイで首周りを圧迫するのではやはり「感覚」が違ってくるからです。
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人前で緊張して動悸や震えや汗が出てあがる人の克服には

あなたは野球選手がバッターボックスに入る前に毎回同じ動作をするのを見たことがありますか?
この「同じ動作」の繰り返しが集中力を生み、リラックスするためのスイッチになっているのですが、トップアスリートと呼ばれる人たちほど、本番前にこの「同じ動作」を繰り返します。
これをパフォーマンス・ルーティーンと言います。


緊張する場面でも力みすぎることなく、リラックスして、雑念も騒音を消し、集中力を高めるために本番前に「同じ動作」を繰り返すわけです。


これは「同じ動作を繰り返す」→「リラックスして集中力を高める」という自分への一種の条件付けです。私は毎回、大勢の前で話す時にはこのパフォーマンス・ルーティーンを行い、長年悩んできた人前で緊張して動悸や震えや汗が出てあがる症状を克服しました。

  


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あがり症や赤面緊張による不安や震えは「性格」ではなく「長年のクセ」「長年の習慣」です。
そのため、修正できないものではなく、修正が可能です。

ただし、「長年のクセ」「長年の習慣」を完全に修正するには、やはりある程度の時間をかけた方が効果があります。

今までの「人前に出ると緊張する」というクセを、ある程度の時間をかけて「人前にでるとリラックスする」というクセに置き換えるわけです。

クセや習慣を直すにはどうすればいいでしょう。
それは条件付けです。あなたも学生の時に「パブロフの犬」の実験の話を聞いたことがあるはずです。
犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、ベルを鳴らすだけで犬がよだれをたらすことを発見した実験ですね。

実は私は以前この条件付けを利用して禁煙に成功した経験があります。
私は20代、30代の頃1日に40本~60本の喫煙をしていました。何度か禁煙を試みたのですがことごとく失敗しました。

いつも「やめよう!」と意思を固めるのですが、どうしても禁煙できなかったのです。
つまり長年のクセや習慣は「意志」で変えることは難しいのです。

そこで私は喫煙と痛みを条件付けすることにしたのです。
私は内臓の手術で2度入院したことがあります。その時には術後にとても痛い思いを経験しました。その痛みは強烈な痛みでした。

この強烈な痛みの経験をタバコと条件付けしようとしたのです。つまり、タバコが吸いたくなる度に、意識的に術後の痛みを思い起こす、想起する、イメージするようにしました。

タバコの欲求と痛みを関連付けたのです。私はタバコが吸いたくなる度に腹部に残った手術の傷を見るようにしました。そして、術後の痛みや院内の情景をありありと思い起こし、さらに腹部に突き刺さっていたチューブ管とその痛さ、院内での情けない気持ちを思い出すようにしました。

この条件付けを継続して行っているうちに禁煙に成功したのです。それまではどんな禁煙法を試しても禁煙に失敗していた私がみごとにタバコと縁を切ることができるようになったのです。しかも、それまでの禁煙よりも、楽に、しかも簡単にタバコをやめることができたのです。
それからもう15年ほど経ちますが1本のタバコも吸っていません。

私が講演活動をスタートすることになった時、この条件付けをあがりをコントロールするために活用しようと思ったのです・・・アガリ症や緊張症は放っておいても治りません。むしろ時間が経てば経つほどアガりの度合いはひどくなります。改善を決意するなら今です。 


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誰でも人前での発表では緊張と震えがありあがる

あなたは友だちに向かって自分の学生時代の話をしている時に“あがり”ますか?
あがりませんよね。

では30人の人の前で自分の学生時代の話をするとなったらどうでしょう?

おそらく多くの人が30人の前で話す時には緊張感を感じるはずです。同じ話をするだけなのに友だちの前ではリラックスして、大勢の人の前では緊張します。

ということは緊張するかしないかは「話の内容」ではない、という事になります。つまり、話の内容の良し悪しは“あがり”にはあまり関係がないということです。


“あがる”の問題は“リラックス”できるかどうかの問題です。
当たり前のことですが、これはとても大切なことです。

つまり、あがりを解消したければ「どんな話をすればよいか」といった話す内容や、「どうしたら堂々と話せるか」といった話し方で悩むのではなく、どうしたらリラックスした状態を早く作れるのかを考えた方が良いということになります。

あがる性格を変えるにはどうすればいいのか、緊張症の性格を変えるにはどうしたら良いのかを悩むのではなく、あなたが30人の前に立った時、どうしたらまるで友だちの前に立っているようにリラックスした状態にすぐに入れるようになるかを考えることがポイントなのです。

20代、30代の頃の私は「なぜ、自分は緊張症の性格なのだろうか?どうして、どんな時でも泰然自若(たいぜんじじゃく)としていないのだろう?なぜ堂々とできないのだろう」と悩んでいました。
その時は「どんな時でも、どんな状況下でも、緊張せずに、堂々と落ち着いている自分」を目指していたのです。


しかし、次のようなきっかけで考え方が変わりました。


私には講師として尊敬している人がいます。その方は多い時で年間に200回以上の講演を行っています。講師のプロです。


でも、その方は今でも壇上に立つと緊張するそうです。
“あがる”そうです。
“あがる”のですが、話を始めるとすぐにリラックスするのだそうです。


その方からこの話を聞いた時に「これほど場数を踏んでいる人でも緊張するのだ」と少し意外な感じがしました。
ということはどんなに場数を踏んでも「緊張をなくすことはできない」ということです。


その方はこんなこともおっしゃっていました。
「緊張しなくなったらおしまい。適度に緊張していないと良い講演はできない。いかに緊張感を持って本番に臨むかが大事。」


私は “緊張”で悩んでいるのに、その方は“緊張”が必要だと言っているのです。
そして、その方はこう教えてくれました。


「緊張するのは良いことだが、そのままで最後まで行ってはいけない。緊張感を上手くコントロールすることが大切だよ。」


“緊張”を無くすのではなく、“コントロール”することが大切だと言うのです。
その話を伺った時には実感としてはよく理解できませんでしたが、その後、話し方講習会や数々のあがり克服法に関する本を読み、そして実際に私自身が講演回数を重ねながら実感として理解できたことがあります。


それは「誰でも人前に出るとあがり、緊張する。緊張することを無くすことはできない。しかし、人前に出た後に2つのタイプに分かれる。1つ目のタイプはずっとそのまま緊張しっぱなしであがりっぱなし。しかし、2つ目のタイプの人は緊張感とあがりとをコントロールして、リラックスした状態に入るのが早い。」ということです。


つまり、“緊張”を無くすのではなく、“コントロール”することが大切だと言うことです。


誰でも多かれ少なかれ人前に出るとあがり、緊張します。
だからあなたはどんなに自己鍛錬をしても、修業のようなことをしても、おそらく30人や50人、100人の前に出るとこれからも緊張して、あがります。


そして、それは仕方のない事なのです。だって、「誰でも人前に出るとあがり、緊張する」のですから、あなただけが「人前に出るとあがらず、緊張しない」はずがないのです。


人には感情があるので自分を「人前に出るとあがらず、緊張しない人間」に変えるのは不可能ですが、「人前に出るとあがり、緊張するが、そのあがりと緊張をコントロールして、リラックスした状態に早く入ることのできる人間」に変えることは可能です。

  

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「緊張してドキドキする性格はもう嫌だ!」・・・今までに何万回、そう思ったことでしょう。

以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

そんな私が今はこちらのサイトに記載のとおり年間100本以上の講演依頼を受けて50人、100人、200人、多い時は500人以上の前で話をしています。

毎週毎週、大勢の方を前にして話をしていますが、今はほとんどあがりません。以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?・


私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

きっと、あなたもあがり症を克服し、人前で堂々と話をすることは可能です・・・続きはこちらで。

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緊張して震える不安を私は完璧に克服しました

私は人生の大半の時期を次のことで悩んでいました。
「人前に出ると上がってしまい緊張する。手が震える。声が震える。顔が震える。身体が震える。」


今は人前に出ると上がってしまい緊張する、手が震える、声が震える、顔が震える、身体が震えるを完璧に克服して、今はプロ講演家として数十人、いや数百人の前でも落ち着いて、自制心を持ち、堂々と話しをすることができます。

だから断言できます。
あなたに変わる意識と決意があれば、人前に出ると上がってしまい緊張する、手が震える、声が震える、顔が震える、身体が震える性格を完璧に改善することが可能です。


アガリ症や緊張症はいつか治るものではありません。
放っておくと、ますます症状がひどくなります。本気で変わる意識と決意がある人はこちらで続きを説明します。
  



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私は本番で緊張して吐き気がする性格を改善しました

今はこんな感じで仕事をいているのでなかなか信じてもらえませんが、本当に私は極度のアガリ症で本番では緊張して吐き気がする性格でした。

催眠、自己啓発、セミナー、話し方教室等今までにいろいろなことを試しましたが、まったく効果はありませんでした。

ところが次のことが腑に落ちてから極度のアガリ症で本番では緊張して吐き気がするような性格がぐんぐんよくなりました。

「アガリ症や緊張症は無くすのではなく、味方にする」

私の経験から言うと残念ながらアガリ症は自然には治りません。むしろ、時間が経つほどひどくなります・・・続きはこちら。

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アガリ症でコミュニケーションが上手くできない人へ

ある超有名なミュージシャンが次のように言ったのを聞いたことがあります。
「俺ってアガリ症じゃん。だから・・・」

その言葉を聞いた時に跳び上がるほど驚きました。
もう何十年もトップに君臨し続けているミュージシャンです。

ある有名なコンサルタントに聞いたことがあります。
「累計講演回数が4千回を超えるけれど、1000回くらいまではかなりあがった。」


また、ある有名なシャンソン歌手、有名大物歌手も毎回舞台に上がるたびに足がガクガク震えるのだそうです。

こういった話を聞いた時に「これほど場数を踏んでいる人でも緊張するのだ」と少し意外な感じがしました。ということはどんなに場数を踏んでも「緊張をなくすことはできない」ということです。


私も年間に100本以上の講演の依頼を受けますが、今でも緊張します。そして私の師匠も次のように言っていました。

「緊張しなくなったらおしまい。適度に緊張していないと良い仕事はできない。いかに緊張感を持って本番に臨むかが大事。」

アガリ症で悩んでいる人は “緊張”で悩んでいるのに、“緊張”が必要だと言っているのです。
そして、師匠はこう教えてくれました。

「緊張するのは良いことだが、そのままで最後まで行ってはいけない。
緊張感を上手くコントロールすることが大切だよ。」

“緊張”を無くすのではなく、“コントロール”することが大切だと言うのです。

その話を伺った時には実感としてはよく理解できませんでしたが、その後、話し方講習会や数々のあがり克服法に関する本を読み、そして実際に私自身が講演回数を重ねながら実感として理解できたことがあります。

それは次のこと。

「誰でも人前に出るとあがり、緊張する。緊張することを無くすことはできない。しかし、人前に出た後に2つのタイプに分かれる。1つ目のタイプはずっとそのまま緊張しっぱなしであがりっぱなし。しかし、2つ目のタイプの人は緊張感とあがりとをコントロールして、リラックスした状態に入るのが早い。」

アガリ症や緊張症は放っておいても治りませんし、どんなに場数を踏んでも無くなりません。アガリや緊張は無くすものではなく、味方につけるものなのです。

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緊張やアガリ症で声が震える人のための緊張アガリ症対策発声法

緊張やアガリ症で声が震える・・・以前の私もこの緊張やアガリで声が震え、ビブラートすることに長年悩んでいました。

人前に立つと緊張のあまり声がうわずり、喉はカラカラ、手も震え、足はガクガクしていました。そんな私が今は講演会の講師として全国を周っています。だから、私は緊張やアガリ症で声が震える不安や恐怖が良く分かります。

机上の空論ではなく本当に極度の緊張症でアガリ症のために人前にでると声が震えていた私が実際に行ってきた緊張アガリ症対策発声法を下記に書きますので、緊張やアガリの克服にお役立てください。

緊張やアガリ症で声が震える人のためのボイストレーニングについて

アガリ症・緊張症の人は大勢の人の前で発する自分の第一声を聞いて、声が震えていること、声のか細さ、弱さ、うわずった感じを自分で認識します。

それによって自分が緊張してあがっていることを認識して、さらに緊張してアガルる・・・という悪循環を繰り返します。。

これをボイストレーニングによって普段から太く、張りのある、頼もしい、遠くまで通る声を手に入れればよいのです。そしてこれはそれほど難しくはありません。

ボイストレーニングによって普段から太く、張りのある、頼もしい、遠くまで通る声を出せるようになれば、大勢の人の前で発する自分の太く大きな第一声を聞いて、
「今日はイケる!」
と認識することができ、人前で話す成功体験を積み重ねることができます。

 →アガリ症は自然には治りません!時間が経つほどひどくなります

緊張やアガリ症で声が震える人のための口の開け方

声が細く弱々しい、また滑舌(かつぜつ)が悪い一番の要因は口の開け方が小さいということです。母音の口の形は下記が基本です。

人差し指、中指、薬指をタテに3本重ねてください。この3本がタテに入る口の開け方が「あ」の口です。

次に人差し指、中指をタテに2本重ねてください。この2本がタテに入る口の開け方が「え」の口です。

「い」は指を1本挟む口の開け方です。

「お」を口の中に大きな空間をつくる感イメージで開けます。

「う」は唇を突きだし、タコの口のようにします。


これらの口の開け方を少し意識するだけであなたの声はボリュームのある、太く、聞き取りやすい声になります。

 →誰にも知られずにアガリ症を克服してみませんか?

緊張やアガリ症で声が震える人のための口のストレッチ

緊張やアガリ症で声が震える人は人前にでると口の周りの筋肉や舌が緊張で硬直しがちです。人前に出る前に次のように口や舌のストレッチを行い、口と舌を柔軟にします。

1.唇を横に広げて「いー」と言いながら口を8秒広げる。
2.唇を突きだして「う~」のと言いながら口を8秒突き出す。
3.2回ずつ繰り返す。
4.唇を上下の歯ではさみ、その後「ぱっ」と言いながら10回声を出す。
5.唇びるをブルブルーと振るわせる。ぶんぶんぶんをその状態で歌う。

・舌のストレッチ
1.舌を左右に10回動かす。
2.舌を上下に10回動かす。
3.舌で左右の頬の内側を交互に押す。10回。
4.口を閉じたまま舌を唇と歯の間に入れて回す。左右3回。
5.リップロール(舌をダラララーと振るわせる)をする。

緊張やアガリ症で声が震える人のための声帯の広げ方
緊張やアガリ症で声が震える人は喉に負担をかけない声帯を広げる感覚をつかむと声の震えがなくなってきます。具体的には下記の方法でその感覚をつかみます。

1.割りばしを両奥歯で挟んで発声する。
2.両手の小指を両奥歯で挟んで発声する。
3.少し咳払いをしてから発声する。
4.口を閉じたままあくびをする。

・息の通り道を作る感覚を手に入れる
1.仰向けに寝て横になります。
2.おへその下に手を置き、鼻からゆっくりと息を吸いお腹が大きく膨らむようにします。
3.吸った息をおへその下に移動させるイメージをします。
4.細く長く息を吐きます。このときに口から糸が出ているイメージで天井に向かって遠くまで息を吐ききるようにします。

 →自宅で緊張症とアガリ症を改善するには?

緊張やアガリ症で声が震える人のための基礎的な発声練習

「ん~」とハミングするように発声して息を伸ばす。約8秒。3回繰り返す。
「ん~」とハミングするように発声して息を伸ばす。約4秒。続けて「あ~」と発声して息を伸ばす。約4秒。3回繰り返す。
「ん~。あ~。ん~。あ~。」と交互に2秒ずつ発声する。約16秒。
「ん。あ。ん。あ。」と交互に2秒ずつ発声する。約16秒。
「あ~」と発声する。約10秒。
「あ。あ。あ。あ。」と発声する。約10秒。

 →人前で話す時に緊張せずに堂々と話してみませんか?

緊張やアガリ症で声が震える人のためのロングトーン

20~30秒程度声を伸ばせると震えない声になる。
「ん~」とハミングしながらできるだけ長く声を出す。声は小さくてよい。
「あ~」と発声しながらできるだけ長く声を出す。声は小さくてよい。

 →人前で話す時に手の震えや声の震えを自宅で治すには?

緊張やアガリ症で声が震える人のための響く声をつくる練習

アゴを引き、胸から発声するイメージで
「お~、あ~。お~、あ~。お~、あ~。お~、あ~。」と発声。
先ほどより少し伸ばして
「お~~、あ~~。お~~、あ~~。お~~、あ~~。お~~、あ~~。」と発声。
今度は短く
「おあ。おあ。おあ。おあ。」と発声。

 →アガリ症は自然には治りません!これが最後のチャンスです

緊張やアガリ症で声が震える人のための遠くに声を飛ばす練習

良い姿勢で立つ。
10m先の壁に向かって声を飛ばすイメージで発声を行う。20秒
「ん~(ハミング)あ~~~~~~。」

次に50m先のビルに向かって声を飛ばすイメージで発声を行う。20秒
「ん~(ハミング)あ~~~~~~。」

 →緊張症とアガリ症に悩む人は真面目で完璧主義で減点主義で公的自意識が高い人です

緊張やアガリ症で声が震える人のための滑舌を良くする練習 その1

毎日1回下記を練習しましょう。

あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ
かきくけこ きくけこか くけこかき けこかきく こかきくけ
さしすせそ しすせそさ すせそさし せそさしす そさしすせ
たちつてと ちつてとた つてとたち てとたちつ とたちつて
なにぬねの にぬねのな ぬねのなに ねのなにぬ のなにぬね
はひふへほ ひふへほは ふへほはひ へほはひふ ほはひふへ
まみむめも みむめもま むめもまみ めもまみむ もまみむめ
やいゆえよ いゆえよや ゆえよやい えよやいゆ よやいゆえ
らりるれろ りるれろら るれろらり れろらりる ろらりるれ
わいうえを いうえをわ うえをわい えをわいう をわいうえ

 →アガリ症と緊張症を克服して新しい人生を手に入れてみませんか?

緊張やアガリ症で声が震える人のための滑舌を良くする練習 その2

下記をひと言ずつはっきりと発声しましょう。

「イウ・イウ・イウ・イウ」 「エオ・エオ・エオ・エオ」
「アオ・アオ・アオ・アオ」 「ラナ・ラナ・ラナ・ラナ」
「レネ・レネ・レネ・レネ」 「リニ・リニ・リニ・リニ」
「ロノ・ロノ・ロノ・ロノ」 「ルヌ・ルヌ・ルヌ・ルヌ」

 →アガリ症と緊張症は年齢を重ねるほどひどくなります

その他の記事

下記の記事でも緊張症やアガリ症の方へアドバイスを書いたので参考にしてください。


→ 人前で緊張しない法|アガリを克服した実話

→ 緊張で声や手が震え赤面して汗が出て足が震える人へアドバイス


補足 アガリ症はコントロールできる!

あなたはアガリ症を克服したいですか?実は以前の私は人前に立つと緊張から足はガクガク、指先と手はブルブルと震え、口はカラカラ、声も震え、顔は真っ赤、頭は真っ白になっていました。

でも、今は下記の写真のように大勢の前で話すことを楽しんでいます。

mimi06



「こんなに大勢の前で話すことができるなんて、
もともとそんなにアガリ症じゃなかったんじゃないの?」
・・・とよく言われます。

でも、以前の私は本当に数十人の前で話す時でさえも心臓はドキドキバクバクして、手も声も震えて、顔は引きつっていました。
(本当の話です。人前で話す直前はトイレにしゃがみこみ、もどすほどのアガリ症でした。潰瘍で胃に穴があいて手術したこともあります。)

以前の極度の上がり症だった私と、今の私の違いは何か?
それは下記の8つのことを少しずつ訓練して改良してきたからです。

(1)あがり症克服の考え方を変える
(2)あがり症克服の日常訓練をする
(3)あがり症克服の事前練習を行う
(4)場所の下見をする
(5)人前で話す当日に意識的にやることを決める
(6)人前で話す直前の話し方やパフォーマンスを変える
(7)本番でのあがり症克服のためにいくつかのことを心掛ける
(8)本番後に良い成功体験を意識して記憶にとどめる

あなたもこのうちの2つ~5つ位を行うだけであがり症を克服することができるはずです。

私はあがり症の苦しみ、辛さが人一倍分かります。そしてあがり症は「克服できない性格」ではなく、ちょっとした工夫と習慣付けで誰でも「克服できる単なるクセ」「長年の習慣」であることを実体験として理解しています。

このあがりをコントロールする8つのステップを収録した動画をこちらのセミナー動画であなたに公開します。つい最近もこの動画をご覧頂いた方から下記のメッセージを頂きました。

agari01


他にもこちらのようにアガリを克服した感想を多数頂いています。

 
あなたもあがり症を克服できます。
緊張を克服し人前であがらずに話し、そして、今こそ新しい人生を手に入れませんか?

アガリ症は自然には治りません!時間が経つほどひどくなります。本気で緊張症やアガリ症を克服したい方はこちらをクリックしてください。

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