講演依頼講師 酒井とし夫の講演会ブログ

講演依頼講師として講演会で圧倒的な実績の酒井とし夫の講演実績や講演会の感想を紹介したブログです。講演会講師・酒井とし夫は雑誌プレジデントやフジTVでも紹介されている人気講師です。

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【商売の公式とは?】

私は数学が苦手です。
高校の時、数学の得意だった同級生の阿部くんに訊いたことがあります。

「数学が難しすぎて、何をどうすればいいのか全然分からない。」

すると阿部くんが答えました。
「数学なんてカンタンだよ。
どの公式を当てはめればいいのか分かれば答えはスグ出る」


私は商売を始めて
なるほど!と思いました。

商売の上手な人は商売の公式を当てはめるのがうまいのだと思います。

数学も公式が分からないと
「どこから手をつけていいのか分からない」
ので答えができませんが、同じように商売も公式を理解していないと
「どこから手をつけていいのか分からない」
ので売上や利益が出ません。


起業してから20代、30代の頃の私は
「何かをしなくてはいけないのは分かるけれど、何をどうやれば売上と利益が出るのか全然分からない」
というまさに商売の公式を理解していない状態でした。

たとえばあなたは日々、ご飯や野菜や魚、肉を食べています。
これは栄養素を取り入れているわけです。

あなたは栄養で生きています。
もし、栄養が補給され続けないとあなたは死んでしまいます。

会社も栄養素を継続的に取り入れないと栄養失調で倒れます。
つまり倒産です。

これは大企業であろうが、中小零細企業であろうがフリーランスであろうが同じです。
会社も栄養を補給し続けることができないと死んでしまいます。

では、企業にとっての栄養素とは何でしょうか?
・・・利益です。


利益という栄養素が継続的に補給されないと会社やお店は潰れます。


では、あなたに質問です。
「利益を生む時間とは何でしょうか?」


会社やお店で行われる仕事時間は次の3つに分類されます。
(1)移動時間
(2)社内業務時間
(3)お客様とのコミュニケーション時間

このうち、会社の栄養素である利益を生む時間はどれでしょう?

そうですね。
(3)です。

だから次のような会社やお店はどんなに頑張っても会社の栄養素である利益は出にくくなります。

・広い営業エリアを担当する会社やお店
・社内作業時間が多いフリーランス
・モノ作りに没頭する職人気質の社長
・社内会議の多い会社
・社内業務の煩雑なお店
・コンテンツ作りに時間をかける講師
・コミュニケーションを避ける起業家


このような会社やお店は時間の経過とともに会社の栄養である利益が出づらくなり、やがて栄養失調になります。

移動時間と社内業務時間の多い会社やお店は利益が出にくいわけです。
これも商売の公式です。

この公式を知っている経営者は(1)や(2)より(3)の比率を増やす仕組みを作ります。

この商売の公式を知らない経営者はあちこちに移動して営業をしますが(1)が増えるので利益性は低くなります。


さらに、ある要因を実現しないと会社の栄養である利益は他社(他店)の1/3~1/6に減ります。
これも商売の公式です。

だから、その要因を手に入れないとどんなに24時間365日がむしゃらに働いてもたいした利益にはなりません。だから、やはり栄養失調で倒産します。

商売の公式を知っている経営者はそんなことをしません。


数学の公式を知らない人が
「根性と気合でがんばります!」
と頑張っても結果は出ません。

同じように商売の公式を知らない人が
「根性と気合でがんばります!」
と頑張っても結果は出ません。

「数学なんてカンタンだよ。
どの公式を当てはめればいいのか分かれば答えはスグ出る」
と同級生の阿部くんが言ったように商売の上手な人は商売の公式を当てはめるのがうまいのだと思います。

あなたはその商売の公式を知りたいですか?

その商売の公式についてランチェスター経営認定講師で、米国NLP協会認定ビジネスマスターである私・酒井とし夫が初めて語ったセミナーが下記です。

▼酒井とし夫の経営戦略セミナー
『小・個人企業が勝つ!商売の公式』

このセミナーに参加した方からは次のような感想を頂いています。

*** (ここから参加者の感想) *******

●「酒井とし夫先生のこのセミナーを受講して、もう一度スタートラインに立った気持ちになりました。

初めてスタートラインに立った時は、「何がどう難しいかわからないし、できるかもわからないけれど、せっかくだからやってみよう。」と思っていました。そこで「勝てる市場はどこか」という命題に、一応の答えをもって取り組んだつもりでした。

しかし、計画して実行して検証して…という行動の一つ一つが、どうにも稚拙なものにしかならず。計画といってもずさんなもので、行動量もまったくもって足りないし、検証とはとても呼べない一人反省会のようなものでした。

一方、やってみたからわかったこともたくさんありました。「何のために独立して、どういうゴールを思い描くか」「自分にとって何が幸せか」ということについて、自分なりのイメージが固まりました。また、それぞれは小さな経験でも、重ねていたら、自信の持てる部分・コンテンツが増えてきました。

そんな起業3年目を迎えたタイミングで、このセミナーを受講したのです。

一言でいうと「今聞けてよかった!」です。
 「思い描くゴールイメージにたどり着くのは難しいことだけれど、実現可能だ。」と思えました。
 
これまでやってきたことが、成功の一歩でもあり、貴重な失敗体験だったと思いました。

競合が少ない場所にいるような気になっていましたが、自分の存在や提供できるコンテンツの内容を伝えるべき相手にお伝えできていなかったことがよく分かりました。

発信量、頻度がまだまだ足りないこと・その内容をもっと練る必要があることは自覚がありましたが、お届け先を明確にすることで、意欲を保ったまま継続していけそうです。

エネルギー溢れる語り口で、貴重な内容を惜しみなくお伝えいただけた者として、必ず良い結果を出していきます。

また、今スタートラインに立つ人には、知っておくべき内容だったことは間違いありませんが、走り出した人、立ち止まっている人、つまづいている人とも共有したいです。
 
冷静な論理と、仕事への情熱を一度でたっぷり受け取ることができるので、折に触れレジュメを見返したいと思います。

本当にどうもありがとうございました。」

●「実践的で分かりやすいセミナーでした。なんと言っても前から聞きたかったランチェスター戦略についての酒井先生直々の熱い内容でしたのでガンガンと脳が刺激されて本を読んだだけであるとは違うワクワクしながらの受講でした。」

●「どのランチェスターセミナーよりも群を抜いて素晴らしい内容でした。
ここまで分かりやすく事例を交えて楽しくお話できるのは酒井先生だけですね。
さすが酒井先生、ホントに凄すぎます」

●「どこの、誰に、何を、どうやって、どうやって。今日のセミナーはこの言葉が心の中にドーンと爆弾投下されました。刺激満タンの時間をありがとうございます。」

●「ここまで分かりやすく即実践できるセミナーは他にはないと思います。戦略を熟知している酒井先生だからこそできる内容であると思いました。他のセミナーで経営戦略を学んだときはいまいち理解しきれない所や誤った理解をしてしまった所も多々ありましたが、本日は全然違います。セミナー中から自分の仕事でどう実行するのかのアイデアがたくさんわいてきました。明日からすぐやってみます。酒井先生、本当にありがとうございました。」

●「短時間で濃縮された内容を分かりやすく聞きやすく圧巻のセミナーでした。
自社製品の弱点、強み、売り方の誤り、改善点、今後の対応などが明確に分かりました。

中小企業や個人実業家が勝つための戦略…ランチェスター。この濃密な内容を、具体的に、明快に、たった一時間半という短時間で話せる講演家。
空に向かって吠えたくなるような、そんなすばらしい
セミナーでした。」


*** (以上、参加者の感想) *******



がむしゃらにあれこれと食べてもそれは栄養にはなりません。
むしろ害になることもあります。

口当たりの良いお菓子やジャンクフードばかりを摂取しているとやはり栄養素が不足します。

経営も同じです。
たんにがむしゃらに動いても、耳障りの良いノウハウをどんなに取り入れても会社の栄養素である利益につながらないと会社やお店は栄養失調となり倒産となります。

しかし、商売の公式を理解したうえで行動すると栄養素がぐんぐんと増えていきます。

この商売の公式について解説した酒井とし夫の経営戦略セミナー『小・個人企業が勝つ!商売の公式』を収録した動画が完成したので下記でリリースします。

formura

▼酒井とし夫の経営戦略セミナー


商売の公式を理解して栄養素である利益の継続的な補給を真剣に考えている方は今すぐにアクセスして視聴してください。


追伸
今回はこのセミナー内で話している全70ページのオリジナルデータも全て公開します。



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「人間というものはこういう働きかけをしてやると、こういうふうに行動する、という。権力者として上に行こうとする人にとっては、こうした知こそが一番役に立つものだったということも事実だと思います。」
(「カリスマリーダーの作り方がわかった!」茂木健一郎・Caigo著 より)


心理学を学んできて良かったと思います。
なぜなら商売をするかぎり相手にするのは「人」だからです。


お客様も取引先もスタッフも、みんな「人」です。

だから人間というものはこういう働きかけをしてやると、こういうふうに行動する、という知識は本当に商売で役立つと感じる機会が多いです。


私は初対面の人とでも一対一で会話を行い、すぐに仲良くなれます。
初めて会うお客様ともすぐに良好な関係を作ることができます。
だから打ち合わせはスムーズに進みます。
これは私に心理学の知識がありそれを実際にコミュニケーションの場で使っているからです。


私は講演家ですが営業活動をしたことがありません。
営業をしなくても講演の依頼が日本全国から来ます。
これも私に心理学の知識がありそれを実際にSNSでの情報発信や販促活動で使っているからです。


自慢するわけではありませんが私は仕事のリピート依頼がとても多い。
講演活動で言えば同じ主催者様に最多で12回のご依頼を頂いています。
これも私に心理学の知識がありそれを実際に既存のお客様活動で使っているからです。


このように書くと
「酒井は心理学を使って人の心を操縦している。それにまんまとハマっているのだ。」
という人がいますが、それは違います。


私はプロとして
スムーズに
きれいに、
最高の状態で、
最高の仕事を、
永遠に続けたいだけです。


そのために心理学を通して「人」の心を理解しているのでやるべきことと、やらないほうがいいことが分かっているのでそれを実際に行動に移しているだけ。


「酒井さんは心理学を専攻していたのですか?心理学者になりたかったのですか?」
とも訊かれますが、それも違います。


大学では心理学は専攻していませんし、心理学者になりたいと思ったことは一度もありません。


でも、世界中で優秀な頭脳の持ち主が多くの予算と時間をかけて
「人間というものはこういう働きかけをしてやると、こういうふうに行動する」
ということを調べて、知識としてまとめてくれています。


それならば私は「人」を相手に商売をしているのだからその知識を吸収して、実践で使えばいいのではないかと考えて、実際に日々の仕事の中で使ってきたが、その結果、私にとっては大いに効果が出ているのだから、そのまま使えばいいじゃないか、というスタンスです。


その知識と、実際の私の経験から最も簡単で、最も効果の高い心理学の知識を商売に応用できるように解説したものが下記のセミナー動画です。

*****************************************
▼【新版】 商売は経済学より心理学 
  商売繁盛ビジネス心理学
http://www.middleage.jp/sinri/ 
*****************************************


私は人の心を操縦したいわけではありません。
ノーベル賞レベルの頭が抜群に切れる人たちが自分の生涯をかけて研修してきた人の心についての知識がそこにあるのだから、「人」を相手に商売をしているのであればそれをありがたく吸収させていただき、日々の営業、広告、販促、コミュニケーションで応用すればいいじゃん、ということです。


目の前に
「人間というものはこういう働きかけをしてやると、こういうふうに行動する」
という知が提供されているのに、なぜそれを使わないのだ?
もったいないよ・・・ということでもあります。


技術というのはどんどん進歩して、変わります。
だから常に追い続けると疲れる。

でもね、人の心は変わらない。
・・・だから一度習得すれば一生使えるわけです。

私は人の心を理解することは一生使える商売の宝物を手に入れることだと思っています。


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「忙しくて時間が取れません。」
そうなのだ。みんな、忙しいのだ・・・!?

効率化を追い求める現代にあっては毎日毎日次から次へと緊急の用件が入ってくる。メールで、LINEで、FBで、電話で、FAXで、対面で次々に入ってくる。

一つの案件が片付いたと思ったら、すぐ次の課題や企画やプロジェクトや商談や会議が入る。次から次へと納期が迫る。会議に向けて急いて資料作りをしていたら電話で別件の打ち合わせが入った。メールで問い合わせがくる。上司が呼ぶ。部下が相談にくる。あっと言う間に一日が終わる。しかも家でもやらねばならない緊急案件もある。年末年始は特に多い。会社でも家でもやってもやっても終わりがない。

そう、緊急の案件はなくならない。
たぶん、死ぬまでなくならない。
急いでやらなくちゃいけないことというのはなくならない。

そして、私の人生にもあなたの人生にもやることが2種類ある。
それは「緊急なこと」と「重要なこと」だ。

周りの人はあなたに「緊急なこと」を次々に処理させようとするが、あなたの人生や仕事にとって「重要なこと」を処理させてはくれない。

商売も経営も緊急なことに翻弄されているといつまでも儲からない。
あなたが本当に本質的な重要なことをやっていないから売り上げが伸びないのだ。


緊急対応

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先日、ビールを飲みながらEテレで
「経済学で考える 人生は運か努力か?」
という番組を見ていました。


あなたは人生は運だと思いますか?
それとも実力だと思いますか?


その番組で次のような話が出ていました。


●競争相手の多いところには実力のある人がたくさんいる。
実力が伯仲(はくちゅう)しているので
そこで勝つには運が必要。


●競争相手の少ないところで勝つには実力。


たとえばスポーツ競技で考えると分かりやすいかもしれません。競争相手の多い種目、たとえばマラソン競技等では実力のある選手がたくさんいます。


その中で勝つには天候や気温、体調、走路の環境、選手の体調や競合の仕上がり具合といった「本人の実力以外」の要素が勝敗に大きな影響を与えます。だから、運も必要になる。


しかし、競争相手の少ないマイナーな競技であればその試合では最も実力のある人が勝つことが多くなります。


だから、そのTVで放送されていた「競争相手の多いところで勝つには運が必要」であり、「競争相手の少ないところで勝つには実力」というのはとても納得のいく話でした。

(参照:Eテレ オイコノミア)



その話を聞いたときにピン!ひらめいたことがあります。
それは次のこと。
  ↓ ↓ ↓
 『弱者は小さな市場を狙え、というのはそういうことか!』


つまり・・・
経営資源の少ない小企業や個人が大きな市場=競争相手の多い場所、に参入すると実力も劣るうえに、運も必要になってくる。したがって勝てる確率はかなり小さい。


しかし、小さな市場=競争相手の少ない場所、に参入すれば実力を高めれば小企業や個人でも勝てるということ。


じゃあ、小企業や個人が実力を高めるためにはどうすれば良いか?

「経営戦略を学ぶ」こともその一つでしょう。
 ↓ ↓ ↓
 http://www.middleage.jp/lan/ 

「あなた自身をブランド化」することもその一つでしょう。
 http://www.middleage.jp/brand/ 

「SNSを効果的に使う」こともその一つでしょう。
 http://www.middleage.jp/sns/ 


小さな市場であれば実力を高めさえすれば勝てるのですから実力を高めるための具体的行動を取ればいいだけのことです。


反対に最悪なのは経営資源の少ない小企業や個人が己の実力を高めることもなく、
「ある日、何かいいことが起こって、儲かったらいいよなあ。」
などと運頼みをするということです。


小さな会社や個人で商売を行っている人は運の前に己の実力を高めましょう。


天命は人事を尽くして、待つものです。


実力か


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